ラオス、ルアンパバーン遊-29、最後の昼めし

もうじきルアンパバーンともお別れだ。その前に昼飯を食っとかないといけない。
最後やからどっかええとこへ行こう。
今までの食事が決して貧しかったわけでもないし、不味かったわけでもない、何
か特別美味いもんを食いたいわけでもない。ただあんまり行き当たりばったりば
っかしの食事やったから偶にはガイドブックに載ってるようなとこに行って見よ
うと漠然と考えただけだ。それでガイドブックを見ても特別そそるようなところ
が見あたらないし第一このガイドブックは相当古いんでその通りに店があるかど
うかも分からへん。
それでまあ、漠然と一番上に載っていた店に行って見たら、ちゃんとあった。
あってしもたら入らなしゃあない。

えらい高級そうで高そうやけど多分値段にしたら大した事ないはずや。
高級そうな調度が並んだ室内は広くて清潔そうだ。客はだれもいない。店員もい
ない。しかたないからしばらくぼーっとしてたらふとったおばさんがメニューを
持ってやってきた。
やっぱりここもタイ風料理の店らしい。というかルアンパバーン料理って特別な
ものはなくてタイ風料理もごっちゃになってるんとちゃうやろか。
それで、フィッシュカレーとチャーハンを頼んだ。特に意味はないけどカレーが
食ってみたかったのだ。

店内は広くて涼しげだが、ここでもエアコンが効いてないので結構暑い。見ると
天井に扇風機があるんで、あれ点けてよと頼んだらまわしてくれたんでビールを
飲みながら待ってると涼しくなってきた。

しばらく、いや、かなり待って、フィッシュカレーが来た。

といっても殆ど辛くない。ココナツの味とスパイスの香りがして味はいい。
フィッシュはいつもの白身魚だ。味は覚えてしまってる。それより、上に載って
る茸がおいしい。これは何ちゅう茸やろ。実においしい。
歯ざわりが特別で椎茸よりはさくっとしていてコクのある味がする。

こういう茸は初めて食べる味だ。もしかしたら高級なフランス料理にでるやつな
んかも知れん。何せ元はフランス領インドシナという地域やから。
実際、できたら土産に持って帰りたいような味ではないか。後で探してみよう。
それでチャーハンが来た。

こっちは普通の味だ。美味しいが特別ではない。
炒め方もぱらっとしていて上手だ。
やっぱり高級店なんかもしれん。
値段は合計75kキープ(750円)ほど。全然高くない。


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