台南のお土産、パイナップルケーキ

昨日、お菓子にあうお茶、東方美人の話をした。その時意識していたのがこのお菓子だ。
台南での事、「お土産買うからね」と車はまっしぐらに市内の裏通りを走る。
ある街角で停まった。店舗はあるが、舗道に屋台の売り場まで設置したみるからに台湾
らしい見てくれだ。人気のお菓子屋さんでいつもはかなりの人だかりだそうだが、
その時はあまりいなかった。それでも順番を待って買ったのが「鳳梨酥」というやつだ。
「手作りだよ」という事だ。
それはそれでよくわからないまま頂いて日本に帰った。
食べ物にはうるさい人達だから外れと言う事はあり得ないのだろう。

「鳳梨酥」というのはパイナップルケーキだそうだ。
見るからに甘そうだ。もしかしたら苦手かもしれん。
と思いつつ置いていたが、あの「東方美人」を飲む時思い出した。
「あれ食ってみよう」
するとなかなか美味いではないか。四角い形で中に餡が入っている。
外の部分はポロポロすぐ壊れそうで意外とちゃんとつながっている。ほろりと甘いが
しつこくはない。
中の餡はねっとりしてるが歯にねちゃつくほどではなくて仄かにパイナップルの甘さ
と香りがする。
全体に自然のものでつくられたお菓子だと言う感覚が伝わってくる。
といってもかなり甘さは強いから沢山は食べられない。

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元々、酒飲みだから、お菓子のお土産をあまり喜んで頂いたことはないが、これは
なかなかおいしかった。

前に、「安閑園の食卓」という本を読んだ時に、台南の「萬川号」という豚饅屋さんの
話が出ていて、台南に行ったら絶対買って食べようと思っていた。
その店がこのパイナップルケーキの店の少し先にあった。
「さて」と思ったが、えらい豪華な店構えになっている。伝統の豚饅も売っているが
基本はお菓子屋さんという話だった。
見ただけで気がそがれて行く気がなくなった。
ほんまは美味しかったんやろか?

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ありがとうございました。