白川郷、雪めぐりー06 展望台へ

一夜明けても天気はまあまあ。
今日の作戦はこうだ。昨日行けなかった展望台に行くため、まず朝一番のシャトルバスに
乗る。それでちゃっちゃと戻って10:35の高岡行きのバスに乗ると、五箇山の相倉口に11:22に
着く。そこで五箇山を見学して13:48のバスで戻ると白川郷には14:33に着くので、帰りのバス
16:50に余裕で間に合う。もしかして五箇山の雰囲気がよくて時間がたりないかもしれないが
まあ、これでいいだろう。

バスまでに少し時間があるからちょっと周りを散歩してたら、白川八幡宮とかいう大きな神社が
あった。
「画業上達をお祈りしなくては」

展望台行きのバスは9:00が始発だ。片道20分弱くらいだそうだから、さっと見学して次のバスで
帰るくらいでないと五箇山行きのバスが苦しくなる。
発車時間が迫って来た。天気はまだ曖昧だが、ほぼ満員になってきた。
雪道をザザッザザッザーと進んで行く。
昨日歩いたあたりまで来た。
そこからまだかなりある。引き返しておいてよかった。
さて、着いた。展望台と言っても実に簡単だ。
売店小屋の向こうに斜面に臨んだ小さなテラスがある。
ここから白川郷が一望できるのだ。

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一瞬晴れてきた。雪の中に点々と合掌造りの家々が見える。
本通りに沿って展開して、周囲を囲む山々の裾まで広がっている。
田畑はすっかり雪に埋もれているが、木々はまだ残って、枝に雪が花を咲かせている。

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遠くの山は雪と地肌が斑になって、それも一つの景色になっている。

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更に向こうは霧の中だ。

手前の氷の花も綺麗だ。

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急に雪が強くなった。風も強い。寒いが、逃げるところがない。
今は閉じている土産物屋の軒下に皆集まってバスを待つしかない。
肩をすぼめて、手をポケットに入れて固まっていよう。
トイレすらしまっている。
やっとバスが来た。ここでゆっくりするひとはもはやいない。
バスの中が暖かくてありがたい。
寒かったが言い景色だった。

白川郷に来た人は、バスターミナルに着いたらすぐに展望台行きのシャトルバスに乗って先に
全容を見て置く事をお勧めする。

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ありがとうございました。