ある日テレビを見ていたら（よう見るなあ）おいしい洋食屋さんの紹介だった。
難波のスイスホテルで総料理長をしていた人が独立して店を出したのだそうだ。
１１月にオープンしたばかりだと言う。
「こりゃあかん早う行っとかんと人気が出たら行かれへん」と意味も無く焦ってしまった。
それで暫く機会をうかがっていたが丁度いい用事ができた。まあ作ったんやけど。
着いたのは１２時半ころ。
「ありゃあ遅かったか」もう既に有名になってしまっている。
当たり前かもしれん。列の５番目だ。
待っていると、「昨日テレビでやってたね」と言う声が聞こえる。「またやったんか」
行列ができるはずや。後ろに１人、又、５人。
それでも１０分ほどで中に入れた。「えらい早いなあ」
カウンターの端近くに座る。中ではかっこいいシェフが活躍中だ。
姿がいい。決まっている。
びしびしと手際がいいというよりは動きが自然でなめらかだ。
ふと気がついた。料理が出来るのが早い。それで早く順番がきたのだ。
作り置きをしているわけではなくて、必要なものはきちんとその場で調理している。
多分段取りがいいのだ。
こんなに人が一杯で次から次へと入れ換わってもなんの焦りもないようだ。
「わかった」大きなレストランを切りまわしていた人だ。人数の多さなんか何の
プレッシャーでもないのだ。悠々と処理している。
プロのプロたる由縁だ。
ただサポートのおばさん達がついていけてない。
ちょっとあたふたはしょうがないのだろう。
それであまり待ったという感じはなくおすすめランチが来た。
ハンバーグと白身魚だ。
おいしい。確かにプロの味だ。
白身魚はさくっとして口ざわりがいい。タルタルソースと良く合う味だ。
ハンバーグは肉が引き締まってしっかりした濃い味だ。
引き締まっていても硬くはない。茸のソースもおいしい。私はもうちょっと
酸味が聞いたソースの方が好みだがこれが悪いと言うわけではない。
「さすがおいしいなあ」と思う。
さすがの味だが、私自身の好みで言えばハンバーグはもう少し空気が入って
ふわっとしているほうが好きだ。
ランチで言えばトルコライスやオムライスも食べてみたい。
しかし、ますます人気があがってもう来れなくなるのではと心配だ。
店名 「鉄板洋食 FUKUMOTO」
ジャンル 洋食
住所 大阪市中央区西心斎橋2-7-22 道頓堀ハイツ1F
電話 06-6226-7939
営業時間 ランチ：11時30分～14時00分
ディナー：17時30分～22時00分（L.O.21時30分）
定休日 水曜日
メニュー 日本語
言語 日本語
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