先日は元町のストイックな洋食屋さんの話をした。
今回はぎょうざ屋さんの話だ。
やはり元町商店街を西に進む。ヤマハが見えたら手前を左、海側に曲がるとすぐそこに
ある。
「やっぱり並んでるわ」と思ったら、バタバタと出入りがあって直ぐ入れた。
「カウンターでいいですか？」、「勿論いいですよ」と答える。
流石人気店だ。どの座席も一杯で大きな人ははみだし気味に座っていて、活気のような
熱気のようなものが漂っている。
「ぎょうざ定食大下さい」、餃子が１８個にスープとご飯がついて７８０円だ。
「お得な気がするやんか」
横のおっちゃんが店主と馬券の話をしている。奥から帰る客が帰り際におっちゃんの肩を
たたいて、「おおきにうまかったわ」と言っている。
「そやろ、来てよかったやろ」おっちゃんもご機嫌だ。
餃子の御持ち帰りの人も多いようだ。
「楽しみやなあ」つばがわいてきた。
カウンターの隣の席が入り口の端になるんやけど、そこで餃子を包み始めた。
「なんや市販の皮やんか」ちょっと「？？？」がよぎる。
さあ焼けたみたいや。
店主の手元は見えないが、おおきな鉄鍋で焼いているのだろう。
私のではない皿がどんどん目の前を通って行く。
「終わってもたわ」ちょっとがっかりしかけたら、もひとつ隣にも鍋があったのか端っこから
とったのか、私のが出て来た。
「？？？・・見た目においしそうやなかったらちょっと問題やなあ」
一口食べて見る。
具はおいしい。かなり特別な味がする。
皮はやっぱり平凡だ。
しかし、何より焼きがどうも私の好みではない。
パリッとしてるようだが、温度が低い。熱々感がなくて、タレをつけて食べてると
どんどん温度がさがってへにゃへにゃ感が顔を出してくる。
「こんな多いの頼まんと食べ直しに行ったらよかった」
たまたま焼きの甘いのが当たってしまったのかもしれない。
具がおいしいだけにちょっと残念だ。
でもこれは好みの問題であって他の人にとっては旨い餃子なのだと思う。
店名 「ぎょうざ大学」
ジャンル 餃子、ラーメン等
住所 神戸市中央区元町通2-3-5
電話 078-332-2233
営業時間 [月～土]11:30～14:00（LO） 17:00～21:00（LO）
[土・日・祝]11：30～19:20（LO)
定休日
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ありがとうございました。