米国大使館の裏の方においしい洋食屋さんがあると聞いた。シチューのおいしい店だと言う。
あのあたりは東洋陶磁美術館があるし、老松町の骨董屋街もあるし、わりと良く行くところだが
知らなかった。
早速行って見ようと御堂筋を下ろうとすると、お巡りさんがものものしく並んでいる。
「何やろ」と思たが何もない。「米国大使館があるから警戒してるんか?」それなら場所は
ここの裏やなと左に曲がる。すぐそばのコインパーキングは満員。ぐるぐる探してやっとあった。
ほどよくレトロ感のある外観を地下に下る。
落ち着いて清潔な室内に、なかなか雰囲気のある画がかけてある。
今日は家人と二人できたから「シチューハーフコース」と「オムライス」をとって分けることに
しよう。ランチセットとオムライスは100円しか違わないのでちょっともったいないが、二つとも
重いものでは食べ過ぎだ。
「どっちがコースですか?」というから二人で分け分けするよと言うと、ちゃんと2人分の取り皿と
ナイフフォークを持ってきてくれた。こういうところは気持ちがいい。
まずはコースからだ。
まずは前菜。なかなかおしゃれでおいしい。二人でわけるのはちと難しい。
次は蟹クリームコロッケ。
丁寧につくってあってとろけそうだ。なめらかでおいしい。
野菜も上品な味だ。
我々は食べるのは結構早いほうだが、あまり違和感なく次の料理がくる。
タイミングをみながら作っているのだろうか?
いよいよビーフシチューだ。
肉はホロホロと柔らかい。極上の仕上がりだ。
ソースは焦げてる?苦い?とも言いかねないほど強い個性だ。これがここの味なのだろう。
濃厚で芳醇で複雑な味わいであるが、嫌味は残らない。
上品上等な食べ物であることは間違いないだろうが、好みか?と言われると少々ためらう。
最後の料理はオムライスだ。
「昔風がいいですか?ふわとろがいいですか?」と聞かれたので迷ったが、ふわとろにした。
目の前でふわっと載せられたオムレツにナイフを入れてくれる。
ふわりじゅるっとした卵とチキンライスをまぜながら頂くのだ。
「おいしい」が格別というほどではない。チキンライスの味が濃すぎるのではないだろうか?
卵が負けている。ソースとまぜまぜしても一体感があまりでてこないのが残念だ。
たまには老舗の洋食屋にくるのもいいものだ。
店名 「グリル モリタ」
ジャンル 洋食、シチュー
住所 大阪市北区西天満2-9-3 西天満大治ロイヤービル B1F
電話 06-6364-8886
営業時間 11:30~14(L.O.) 17:30~21(L.O.)土曜日昼は、~15(L.O.)
定休日 日曜・祝日
メニュー 日本語
言語 日本語
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ありがとうございました。