時々京都遊、「京のつくね屋」で親子丼を食べる

「しまなみ海道の旅」を連載中ですが、ちょっと休憩して、忘れないうちに食べる話を少し。
いつもは、京阪を三条で降りて、東に向かうのだが今日はかなり時間がある。
ちょうどいいから昼飯に前から考えていた親子丼を食べに行こう。
大阪の「はづき」が店を閉じてしまっていて、おいしい親子丼と食べ損ねたので、どっか
いいとこないかと探していたら、値段はちょっと高いが、「京のつくね屋」というのが
おいしそうだと思った。
風もなくてかんかん照り、えらい暑いが、運動がてら一駅歩いてしまおう。
鴨川に沿った東側、川端通りを北に上る。川端二条あたりでもう汗びっしょりだ。しかし
もう後には引けない。そんなことはないがそう思わないと続かない。
あとちょっとだ。神宮丸太町の駅がある丸太町通りまで来たら、右に曲がって最初の角を
左に曲ればすぐだ。
「ん?」まだ閉まっている。玄関には11:30開店と書いてある。まだ10分前だ。
行列はないからラッキーなのか?
暑いから、「先に入れてくれたらええのに」と思うがしょうがない。このブロックを
ゆっくり一周回って時間を稼ごう。
又、一汗かいて、空をみて溜息ついて、それでもまだ3分程ある。
・・・・。時間が来たのに開かない。

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思い切って玄関を開けて見た。入れてくれるようだ。
注文は表で待っている間に決めたていた。
「親子と鴨小セット」だ。
鴨なんばが美味しい店だとも聞いていたので、又々賤し心がでてしまったのだ。
「えらい暑いですねえ」と店の人に言うと、
「ほんま暑いですねえ」といいながら冷たいお茶を淹れてくれた。
他に客はいないが、それなりに時間がかかる。当たり前だ。
出て来たお盆の上を見ると、えらく鴨なんばがでかい。

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「これで鴨小セットかいな?」と不思議だが、名前と中味は一致しない時もある。
鴨はおいしい。相当おいしい。しこしこ歯ごたえがあって味わいもある。
うどんの鴨なんばにしたが、細いうどんでなかなかいい。
出汁はかなり濃いが何か足りない気がする。「山椒と一味くれませんか」と言いたいが
どのテーブルにも載ってないのでよういいだせない。

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親子丼はどうだ。
なかなかおいしい。汗をかいた甲斐があった。
卵が良い具合にじゅくっとして見た目もいい。

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上等の味だ。しかし極上というほどではない。
卵にちょっと火が入り過ぎかな?暑い日やからしょうないか?
まだ、だれも客が入ってこない。
こんな暑い日に親子丼やら鴨なんば食いにくるヤツはおらへんのやろ。

それでも頑張って来てよかった。
次は親子丼だけにしたら、評判通りの極上が食べられるかもしれんなあ。

店名 「京のつくね屋」
ジャンル 鳥料理、親子丼
住所 京都市左京区丸太町川端東入一筋目上ル東丸太町8-3
電話 075-761-2245
営業時間 11:30~15:00 17:00~21:00
定休日 月曜日 祝日の場合は翌火曜日
メニュー 日本語
言語 日本語

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ありがとうございました。