画の老師に紹興酒を頂いた。
格別なんかしたわけでもないし、何かあったわけでもない。
何かの巡り合わせだ。
だからありがたい。
老師は中国人だから時として日本人とは全く違うモノを持っていたり買ったりする。
発想も違うし、いろんな関連する物事が相当違うのだ。
だから、こういう場合結構珍しいものにありつける。
紹興酒はその名の通り中国は浙江省の紹興という街で昔から造られていたものだ。
その家に女の子が生まれたら酒を造って甕に寝かせておき、その子が嫁に行く時にその
甕を持たせるという話があるのだそうだ。
糯米を醸造した酒だからアルコール度数はそれほど高くはない。日本酒程度だ。
独特の焦げ茶と言うかチョコレート色というかちょっと強烈な色をしている。
味も独特の癖があって、好きな人もいれば嫌な人もいる。私は好きな方だ。
これも女の子云々と言うように熟成年数が大きければ大きいほどおいしいと言われているが
当然20年モノ、30年モノはびっくりするほど高価だ。
しかし、年数の低いモノがまずいというわけではない。若い年数でも良いものであれが
濃厚で美味しいのだ。
現物に当たって確かめていくしかないのはどの酒でも結局は同じ事だ。
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＊ 私のお酒ノート ＊
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名前 女児紅。
種類 醸造酒。紹興酒。
原料 糯米。
購入日時 2011年１月。頂き物。
購入場所 上海市。
生産時期 不明。
生産場所 中国、浙江省
アルコール度数 16.5度。
熟成年数 5年。
色 焦げ茶色。
味 さっぱりとしてやや酸味がある。若干癖がある。
香 独特の醸造臭。
感想 さっぱりして飲みやすい。酸味があって若干の癖がある。
コクがあっておいしい。
名前 十年陳酒
種類 醸造酒。紹興酒。
原料 糯米。
購入日時 2011年１月。頂き物。
購入場所 上海市。
生産時期 不明。
生産場所 中国、浙江省
アルコール度数 15度。
熟成年数 10年。
色 焦げ茶色。
味 甘みがあり強いコクがある。若干癖がある。
香 独特の醸造臭。
感想 濃厚で甘みがありコクと熟成のうまみがある。
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ありがとうございました。