当たり前だけど、冬は寒い

中国も冬は寒いです。当たり前ですが。中国の寒い冬は、審陽と天津、北京の三ヶ所を経験しました。やはり一番寒いのは瀋陽です。厳冬期ではありませんでしたが、-20度くらいでした。
私がよく言う冗談です。
「瀋陽ではねえ、あんまり寒いんで、喋ったら、言葉が凍るんやで・・」
「それで、それを持って帰って、部屋が暖まったら、喋り始めるんや・・」
「どんどん暖かくなったら、うるさい、うるさい・・」
まあ、こんな事はあり得ないですが、それほど寒いです。痛いです。
厳冬期はー30度、-40度だそうですから、酔っ払って寝てしまったら、間違いなく死にます。えらいとこです。
天津も寒かったです。-10数度でした。もう数年前ですが、ここは、街中で練炭を使うので、冬になると街中が煙たくなります。
練炭の煙スモッグが街の上にぽっかり浮かんでいます。酷い時は、このスモッグの為に天津空港への発着ができなくなります。これは本当の話です。
一度、降りられずに北京まで行かされた事があります。
夜、酒を飲みに行くと、帰りは、このガスの中をタクシーで帰ることになります。天津は古い街並がおおいので、霧のなかを走っていると、戦時中の昔のような雰囲気をちょっと感じたりして、映画の中に迷い込んだようなカッコよさもあったりします。
北京もー10度くらいまで行きます。風の強い日が多いので、そんな時は、-数度くらいであっても、体感温度は優にー10度以下になってしまいます。
厳しく寒いです。
大阪も昔は、寒かったです。雪も降りました。凍える日もありました。
今は、全然違いますね。

samui070121

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