新年おめでとうございます。
皆さん新年明けましておめでとうございます。
ブログを始めてもう何年になるんやろ？ 実はもう14年になる。ほぼ毎日続けてる。
それだけは大したもんやと自分でも思うけど、何時までたっても面白ろないやんかって
言われるとその通りとごめんなさいするしかない。時間が経ったから文章がうまくなるって
そんなうまい話はないのだ。
新年に当たって何を思うか。
去年はえらいことがあった。
胃癌の手術をした。わしがしたんではなくて医者がした。
6月に警告を受けて8月に宣告され、9月に手術だ。
最初の間合いは胃カメラの順番待ち、次の間合いは手術の順番待ち。病気するにも
列にならぶ時代なんか？
自覚症状全くなし、それでいきなり入院手術か、それはないやろ？ あんまりやんか？
理不尽ではないか？ わしは何も悪いことしとらん。ほっといたらなかったことに
なれへんやろか？
勤め人がある日会社に行ったら、いきなりあんたクビやでって言われたようなもんだ。
まだまだ人生をクビになるわけにはいかへん。
がんばろう、と言うても何をどうがんばったらええかわからん。
手術が無事に済むよう祈るだけだ。
てなことで、ビクビクドキドキの日々であったけど、一応無事済んだ。
よかったけど色々考えることがあった。
生き死にのことなんか考えたこともなかったけど、結構身近にあるんかもしれん。
わしの父は78歳の時胃癌で亡くなった。
なんや結局わしはおやじを越えられへんちゅうことかと一時哀しくなった。
結果的には希望が持てるかもしれんようになった。
それならば、もっとしっかり明確に行きていこう。
生き様をもっとはっきりしよう。
急にご飯が食べられへん（消化できへん）ようになったけど、いやしんぼに戻って
食いモンに対する興味を無くさんようにしよう。
素早く体を元通りにして旅に行こう。
去年の旅はルアンパバーンだった。
想い出深い懐かしの土地だ。結構変わってしまってたけどいいところも一杯
残ったし、新しい発見もあった。
その後、ビエンチャンからバンコクへの深夜特急の旅もとても良かった。
その後、胃癌が発覚して旅行には行けなかったけど、今年は行くぞ。
旅行スタイルも今年は少し変えれたらいいなって思ってる。
そして、今年は3年ぶりに個展をやろうと考えている。
水墨画の道もいつまでたってもなかなか上達しないし、個性というよりは、自分の
ちっちゃな世界から脱却できないで、似たような絵ばっかり描いてる気もするけど、
病気と手術をきっかけにちょっとは脱皮した絵を目指してみたいと考えている。
それがどんなもんなんかちょっと見ていただけたら嬉しいなと思って久しぶりに
個展をやろうと思い立ったのだ。
年が明けても心の中はわやわやと締まりがない。
それでも又一年きばっていこう。
ええ年にしてみせよう。
皆様方にも良い一年を送られますよう祈念しております。
お互いに良い年になりますように！
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ありがとうございました。
