北方謙三 「水滸伝」一、二、三
すばらしく面白い本です。あっと言う間に3冊読んでしまいました。三国志は、沢山の翻訳があって今までも楽しくよみました。
でも、水滸伝は、スケールの大きい話のはずなのに、何となく引き付けられなくて、あまり興味を持ってませんでした。
最近は、中国に好く行くので、又、気になって読んでみたわけです。今までとは全く違う話に思える程です。
登場人物が実に生き生きと描かれているので、ぐんぐん引き付けられます。
一から三は、大体重要な登場人物が登場して、活躍を始めます。
豹子頭林沖大暴れを始め、魯智深が全国を回り同士をつのります。
宋江が少しずつ、皆をまとめ始め、だんだん機運が乗ってきます。
まず、林沖がまず、梁山泊に入り、元からいた賊を殺します。
そして、いよいよ晁蓋が梁山泊に入り、この天然の要害を拠点に念願の世直しの戦いが始まります。
これから先は、どんどん面白くなるでしょう。
全部で17巻だそうですが、早く読みたいものです。
次がでるのが楽しみです。
毎週火曜は最近夢中で読んだ本の話です。