北京のどこかで食事をしているときにふとこの曲を聞きました。
最近日本の和風レストランなんかでもジャズを流しているところが多くなりました。そういうところでも聞いたことがあります。
こんなに軽く聞くような曲じゃなかったのにと驚きました。
でも、未だにジョン・コルトレーンは新鮮です。
これを初めて聞いたのは学生時代。
学園紛争盛んな頃でした。ジャズ喫茶もブームになっていて、薄暗いジャズ喫茶の片隅で、じっとうなだれて、ジャズを聴いているのも一つのスタイルだったような時代です。
巨匠コルトレーン、「至上の愛」は、感動の名作でした。
愛と平和を謳うこの曲は、メッセージとしても古びていません。
大音量で歌い上げるテナーサックス、ピアノ、ドラムス、ベースの絶妙のジャムセッションはすばらいものでした。
コルトレーンでは、「マイ・フェバリットシングス」も大好きな曲の一つです。ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」でもお馴染みの有名な曲ですが、実は非常に難しい技術で演奏されているそうです。
昔、神戸のあるジャズクラブでリクエストしたら、あまりに難しいからと断られた事がありました。
どちらも名曲中の名曲です。
木曜は音楽や映画について語っています。