映画「パリ・ジュテーム」

「パリ・ジュテーム」、北京、洛陽の旅の帰りの飛行機でこの映画を見ました。
2回ぐらいしか行った事がないですが、パリはおしゃれな好い街だと思います。こんな風に、いろんな監督がいろんな角度からパリの街角を捉えて、それを気の利いたショートショートのオムニバス映画にしたてるのにふさわしい街だと思います。
「マレー地区では、学生時代に夜中過ぎから、仕事を終えた娼婦たちと飲み明かしたものだったんだよ」ってパリに暮らす、アメリカ人の女流画家が遠くを見る目で話してくれたことを思い出します。
街角と恋愛と、シャンソンが似合う街ですね。
そういえば、テレビ番組「美の巨人達」で、ウジェーヌ・アッジェの特集がありました。
1900年前後のパリの街角を克明に、執拗に写真にしていった人です。
実に膨大な写真が残っています。
彼は、それを芸術と呼ばずに、記録と呼んでいたそうです。
でも、それは、本当に魅力的で、惹きつけられるものがあります。
こういう街角の捉え方って大好きです。

又、パリに行ってみたくなりました。
でも、住んでいる大阪の街なんかもこんな視点で捉えたらどうなるんでしょう。

これは、唯の堺の街角です。
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