最近夢中で読んだ本、浅田次郎

  • 2007年6月12日
  • 2人
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浅田 次郎、 「中原の虹 3」
これは、出るのが楽しみで、待っていてすぐ買ってしまう本の一つです。
壮大なストーリーとスピード感ある展開で、思わず引き込まれてしまい、一気に読んでしまいます。
特に舞台は大好きな北京なので、よけい楽しいです。

いよいよ北京落城近しです。幕を引くのは袁世凱?
長城を越えて攻めてきた満州族に滅ぼされた、明の最後、北京落城と重ねて語られて行きます。
東北には、梟雄、張作霖がいて、長城を越えるか。
4面には、既に孫文の共和国政府が、各地にできて、北京を囲んできている。清の王朝は自ら滅びながらも、諸外国に中華の国を渡すわけにはいかない。

慈禧太后は死しても国を護るつもりだ。

北京の槐樹の並木は今も春になると美しい花を咲かせます。
街のあちこちにある街路樹は北京で印象的な風景の一つです。
又、春には柳絮という、柳の綿毛のようなものが舞っています。
雪のようにふわふわの舞うのです。これも北京の風物詩ですね。
私はこれが原因で花粉症になってしまった気がしてならないのですが・・

tyugen070612

毎週火曜は、最近夢中で読んだ本の話です。