私のレコードプレイヤーです。ガラード401、英国製の名機だと思います。もう30年くらい使っていますが、何の故障もありません。
ガラードは301が有名で人気ですが、私が買った当時から入手困難だったので仕方がありません。確かに301は格好がいいなと思いますが、内容的には大差ないだろうというのが一般的な評価だと思います。
スイッチを入れると、回転の同期をみるランプがともり、すーぅっと動き始めます。針をそっと落とすと、チリチリという音がスタートで真空管のアンプからアナログの音が鳴り始めます。
私の至福の一時でもあります。
アームはマイクロトラック、マニアの間では有名だったメーカです。
木製のアームで自動装置は何もついていません。
針圧のバランスも針圧計を見ながら、鉛の錘を手でつけたり外したりして調整します。
ピアノの音が素敵だよという事で買ったのですが、真偽を聞き分けるほどの耳はありませんでした。
針はSURE、最初はDENNONだったのですが、ちょっと音が合わない気がして変えました。
こういうこだわりも、今はもう引きずっているだけで発展させる元気はありません。
でも、音の世界はアナログからは抜けがたいものがあるので、動く限りは大事に使っていたいと思います。
レコードの入手源も少なくなってきているので、手持ちのレコードを大事にしておかないといけません。
音楽をよく聞くのは、旅から帰ってぼーとしている時とか、画の練習をするのに集中したいときとかです。
街の音、生活の音、ざわめきの中で、たまたま、聞き知った音が流れて、それが、その時の雰囲気にあっていれば、何かを思い起こす、きっかけになったりしませんか。
毎週月曜は、こだわりのモノの話です。