最近夢中で読んだ本、ダライ・ラマ、ジョン・ランチェスター

  • 2007年6月19日
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ダライ・ラマ14世 「ダライ・ラマ自伝」
これは、重い本です。簡単に読み流すような本ではありません。
はずかしながら、ここまでの苦難のチベットの事を初めて知りました。
青蔵鉄道ができてよかったとか、西蔵に行きたいとか安易に言っていた自分がはずかしいです。
殆どゆえなくして中国に占領されたまま、今日に至ったいるのですね。根気よく亡命政府をつくって、静かに、強く、くじけることなく世界に実情を訴え続けてきたダライ・ラマの姿勢に強く心を打たれます。
密教とか空海に興味があるので、そういう本を読む事がおおいのですが、ダライ・ラマの世界も密教そのもののような気がします。
時間や空間を越えた知恵の宇宙が何世代もダライ・ラマの体を借りてめんめんと伝えられてきているのですね。
今のラサにこういう世界があるのなら本当に行ってみたいですが、中国の徹底的な人口パワーによる同化政策で、どんどん中国的に変わっていっているのでしょうね。
青蔵鉄道の大自然の美しさに触れて見たいと思ってはいますが、少し複雑な気持ちになってしまいました。
ダライ・ラマは言っています。「あなたに出来ることは、本当の事を知ることだ。そしてそれを一人でも多くの人に伝える事だ。」
チベットの地は、いつか、何らかの形でやっぱり行ってみようと思います。
思索と曼荼羅の世界にあこがれます。

ジョン・ランチェスター 「最後の晩餐の作り方」
ヨーロッパの実に様々な都市、実に様々な料理、それらを実に多彩な知識とからめて、饒舌に語っている本です。
少し、うるさすぎるきらいもないではないけれど、見事な知識が料理に対する興味を大いにそそらせる内容です。
こういう語り口で料理や土地を語る本は初めてなので、新鮮な喜びがあります。

darairama070619

毎週火曜は、最近夢中で読んだ本の話です。