安心の「ケニーアジア」で「あじあ飯」を食おう

さて昼飯はどうするかというと、ひさしぶりに、「あじあ飯」を食いたいのだ。ちょっと前に福島の某
アジア飯レストランで食べたカレーに少しだけ満たされないものがあって、それで、「ケニーアジア」に
行きたくなったのだ。
「阿倍野橋」から地下鉄に乗り換えて「難波」まで行く。御堂筋を北に登って、三津寺筋の三津寺の前を右に
曲がるとすぐの路地を入ったところだ。
「いらっしゃい」
「今日は何にしましょう?」
「何がええかな? お勧めあります?」、「麺を食べてはらへんの違いますか? カレー麺なんかどうですか?」
そうそうちょうどそういう気分だ。麺が好きやから麺を食ってみたい。カレーの美味しいのを食べて見たい。
そういう気分をいっしょくたにしてしまえばいいのだ。
「カレー麺下さい」正式メニューで何て呼ぶのか忘れた。カレーの麺やからカレー麺ととりあえず呼んでしまおう。
「辛さはどうします?」いつものように聞いてくれる。「一番辛いのより、もうちょっとだけ辛いの」
自分だけ特別という浅ましいみえがある。
「どうですか?」、「おいしいです。ところでこの味見の一皿全部飲んでいいですか?」
いやしいけどおいしいのだ。
「カレー麺」はカレースープに味がよくからんでおいしい。エビもおいしいが厚揚げもいける。
微妙で複雑で奥深いスープで程良く煮込まれてやっぱり安心して食べれる「あじあ飯」だ。
麺もラーメンではない。腰があって切れがよくて、アルデンテで・・とかいった通ごのみのラーメンではなくて
ごく普通の「あじあ麺」だ。それが又おいしいのだ。

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こちらはもうちょっと以前に食べた、「スペアリブカレー」というやつだ。
ここの名物ごはんとの相性が抜群だ。行儀悪いが骨付き肉は手づかみでばくばく食ってしまおう。
皿まで嘗めたいおいしさだ。

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これは更にもうちょっと前に食べた「バクテー」というやつだ。
これは又複雑な味だ。シンガポールやマレーシアの料理で肉骨茶といわれる料理で、骨付き豚肉や野菜を
漢方薬がたっぷり入ったスープで煮込んだ料理だ。
それでいて、漢方薬独特の苦みや匂いが全くと言っていいほどしなくて、見た目の色程には濃厚では
なくてあっさりと言ってもいいほどのスープだが深い味がするのだ。

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ケニーさんの味の特長は丁寧さだと思う。
ケニーさんが作りたいとイメージする料理を現地の調味料をきちんと使って手を抜かずに作っているのだ。
マレーシア風というのではなくて、マレーシア料理だと思う。
勿論日本人が食べ易い工夫はしてあるだろうが根本は変えてないと思うのだ。
だから逆にインドのカレーが食べたい時に代わりになるものではない。ベトナムの魚料理を食べたい時
代わりになるものでもない。
ケニーさんの味を食べたい時に一番おいしいのだ。
しばらくしたら又来たくなるやろなあ。

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店名 「ケニーアジア」
ジャンル マレーシア料理
住所 大阪市中央区心斎橋筋2-7-11 日宝ロイヤルビル 1F
電話 080-3828-6968
営業時間 月~木、12:00~23:00 金・土 12:00~深夜
定休日 日、祝日
メニュー 日本語(画メニュー(かんばん)あり)
言語 マレー語、中国語、英語、日本語、他?