CATEGORY

上海

酒酔い貝、黄泥螺

先日、上海に仕事で行った時、夜の食事は「小南国」という ちょっと高級な上海料理の店でした。 「何か、食べたいものがありますか?」と言われ、 「あの、たにし見たいな、でも殻の柔らかい貝を酒に漬けたのがあるでしょう。 あれが食べたい」 と言うと、「黄泥螺(ファンニールォ)でしょう。良く知ってますね」、 「上海人はあれが好きですよ。スーパーに言ったら瓶詰めを売ってますよ」、 「えー、それなら買って帰りた […]

景徳鎮の皿

今年の有田の陶器市で「鍋島」の花瓶と皿を買った話をしたが、 その時に気になる皿があった。 景徳鎮の皿だ。勿論、本物のお宝、骨董品ではなくて、現代に 昔の技術を真似るためにつくったものだと思われるものだ。 しかし、この絵柄がとても気に入ったし、この程度のものを 金でついでいるのも気になった。持ってた人も、お宝というほど ではないが、割れても気に入っているので、わざわざお金をだして 金でつないだんだろ […]

さあ、紹興酒を飲もう

紹興の咸亨酒店での事。名物の紹興酒を指差して 「これ下さい。真ん中のやつ」、「はい。ありがとうございます」 「2個入りのやつ1箱です」、 「飛行機で持って帰るので、それ用にきちんと包装して下さいね」 「はいはい。問題ないですよ」 それで渡されたのがこれ。透明のテープで巻いてあって、確かに 手で持てるようにたるみもつけてある。「どこに問題があるんや?」 と自信満々。こっちはかなり不安が一杯だが、まあ […]

上海雨の路上にて

上海から帰る日だ。朝飯を食おうといつものワンタン屋に行こうとしていた。 雨が降っている。 ホテルからでてすぐに、「すみません」と日本語で話しかけてきた男がいる。 日本に行った事があると言う。青森の「ねぶた祭り」に行っていたのだという。 元々絵描きなのでねぶたの絵を画くのに参加してきたという。 写真も見せてくれた。ねぶたの絵を画くのにどういう資格がいるのかはしらないが 頑張っているのだろう。「それは […]

酔っ払い蝦

上海で晩飯の時間となった。 「今日は暑いけど茸鍋なんかどうだろう」、「それはいいね」 「何でもいいよ」、「ようわからん」など色々言いながら、 昔のレストランの名刺をタクシーの運転手に渡す。 近くに着いてから様子がおかしい。 「見当たらない」といっているようだ。 「わかった。自分達で探すからここでいいよ」とタクシーを降りたが、 「確かこのへん」というあたりに、目指すレストランが無い。 「どうしよう。 […]