四文字遊びシリーズ。「一月三舟」、「夜郎自大」。
「一月三舟」。 わしは、水墨画を描いてる。 絵の仲間もいてる。とても良い。 時には、スケッチに行ったりする。近場もあれば、スケッチ旅行に行ったりもする。 ただの仲良し旅の口実だったりもする。 それでも、一応はスケッチを描いたりもする。 不思議なことに同じ景色を見ていても、描いたら全然違う。 そんなん当たり前と思う以上に違う。とても面白い。 あの人はあの景色をあんな風に見てたんかと思うと余計面白い。 […]
「一月三舟」。 わしは、水墨画を描いてる。 絵の仲間もいてる。とても良い。 時には、スケッチに行ったりする。近場もあれば、スケッチ旅行に行ったりもする。 ただの仲良し旅の口実だったりもする。 それでも、一応はスケッチを描いたりもする。 不思議なことに同じ景色を見ていても、描いたら全然違う。 そんなん当たり前と思う以上に違う。とても面白い。 あの人はあの景色をあんな風に見てたんかと思うと余計面白い。 […]
「樹下石上」。 いつでもどこでもすぐに寝れるという人がいてる。 羨ましい。 わしは、明るかったら寝られへん。寝床が変わったら寝付きにくい。枕がないと寝られへんなどなど、結構繊細にできてるみたい。 わしにも、新入社員の時代があった。 今から思うとその頃の会社っていろんな強者がいたような。 例えば、たまたま朝早い目に出社してしまった時、なんだか、作業テーブル、技術屋さんの部署やったんで、実験や測定なん […]
「井蛙之見」。 遥か昔のことだった。 初めてアメリカに行った時、飛行機の中で、水くれとか、何やらくれとか頼んだとき、陽気なCAのおばさんに発音をいちいち直されたなあ。 何かの入場券を買う時に「こども2枚」って単数形で言うたら、いちいち複数形に直された。 レストランで注文したら、巨大なサラダが出てきた。こんなん注文してないって言うたら、これは付いてるやつだという。それだけで腹一杯になってしまった。 […]
「天網恢々」 本を読んでたり、テレビドラマ見たたりしたら、とんでもない悪い奴が出てくる。理不尽の極みだ。ここまで酷いこと出来るんか。 しかし、艱難辛苦の挙句、いつか、どこからか正義の味方がやってくる。 あるいは、必殺なんちゃらが登場する。 そして、最後には、そいつらが見事・・・・・。 わしも長いこと人生やってるけど、いろいろ意地悪された。騙された。酷い目にあった。多少はあるけど、そこまで酷いやつは […]
「空中楼閣」 空中楼閣って、実際にはありえないもの、ありえないことを想像する、想定するときに使うような言葉である。 多分。そう、知らんけど。 で、わしは、想像力が貧困やから、本当の空中楼閣みたいなとこに行った話をしてみる。 中国の山西省にある雲崗石窟に行った時、そこから回って行ったところにある「懸空寺」 というお寺だ。 目の前に超巨大な岩壁がある。日本の風景とは比較にならんでかいやつだ。 しかもほ […]