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中国紀行

雲南省、棚田、少数民族、奇観絶景の旅-23、棚田の見納め

時間を飯で大分使ってしまったけど、それはそれでええと思う。食うことに拘る のも大事なことだ。で、これから元陽をおさらばする前に、その途中でええ景色が あったらバスを停めてもらいながら写真撮るなりスケッチするなりしていこうと 決めた。そやから必死でバスの窓の外を見てる。結構首が疲れる。 さっきの棚田で気をよくしたのと、少し霧が晴れかけてるから下におりるほど ましなんとちゃうやろかと期待しつつバスは降 […]

雲南省、棚田、少数民族、奇観絶景の旅-22、老虎嘴で昼ごはん

棚田の全容を見て、というかそれよりは、折角友人達を沢山連れて来て、ええとこやでって 言いまくってたのに見られずに帰るのは申し訳ないとずっと気になって、心の 重荷になっていたのだ。一番オススメの朝陽の出が見れなかったのは心残りでは あるが悩みの一端は晴れたように思う。少しは元気がでたんで腹も減った。 老虎嘴の村の中で棚田を見ながら飯を食わせるとこをガイドさんが見つけてきた。 中に入って外の景色を見る […]

雲南省、棚田、少数民族、奇観絶景の旅-21、元陽、老虎嘴でやっと棚田を見る

さて、元陽にいる時間も残り少ない。遅めの朝飯を食ったら元陽の最大の棚田観賞 ポイントである「老虎嘴」というところに行ってみよう。今日は雨は降っていない。 朝霧がすごいだけだ。もしかしたらもう昼前やから霧が薄れ始めるかもしれん。 少しの期待と大きい不安を胸にバスに乗る。 バスが山道を曲がる度に谷側を覗き込むけど、霧と靄がかかったままだ。更に いくつか谷を越していくと、なんとなく霧が晴れて来たような気 […]

雲南省、棚田、少数民族、奇観絶景の旅-20、失意の朝ごはん

さて、どうにもあきらめきれない気持ちと、満たされない気分のままバスは山から 降りて行く。バスの窓から目を凝らして見てもこんな程度しか見えへん。 しばらく走ると村を通る。狭い道に路上駐車だらけだ。こんなんでようバスが 無事に通れるわって思ってたら、一応、観光地なんで路上駐車するひともその へんは心得てギリギリの空間は残してるはずなのだそうだ。しかし、時には、 見切りが甘すぎて、工事中の砂やセメントを […]

雲南省、棚田、少数民族、奇観絶景の旅-19、棚田の日の出?

さて、夜が明けた。外はどうだ。霧で真っ白だ。これは日の出を見るどころでは なさそうだ。でもまあ、万一の僥倖で太陽が出た頃、棚田を霞越しにでも見れたら これもまたええ風景になるかもしれんと期待して出発することにした。 まあ、藁にでもすがりたい気持ちということだ。 前回ここに来たときはそんな心配は全くしなかった。晴れるとわかってたから。 それより吹きっさらしの展望台、というよりは斜面に杭を打って柵をつ […]