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中国紀行

孔乙己・魯迅・紹興の街

昼食は咸亭酒店。 これは、有名な魯迅の小説「孔乙己」の舞台になったところだ。 こういう内容。 『魯鎮の居酒屋の模様は、他の土地とは違っていた。表通りに向かって曲尺形の大きなスタンドがつくられていて、スタンドの内側には熱い湯が用意され、いつでも酒の燗がつけられるようになっていた。働く人たちが午ごろに、また夕方に仕事を済ますと、よく四文の銅貨を投げ出して、一杯の茶碗酒を買い、・・・熱いやつをひっかけて […]

陸遊の悲恋、沈園/紹興

 今年行ったアジアの旅を時間を遡りつつ少しずつ振り返ってみよう。 *7月の旅、紹興、杭州の思い出から。 上海から、車で紹興市まで、約3時間。 市内の庭園、沈園へ。 陸遊に沈園という詩がある。 城上斜陽、画角哀し 沈園、復旧池台に非ず 傷心、橋下、春波緑なり 曾て是れ驚鴻の影を照し来る 夢は断たれ香は消えて四十年 沈園、柳老いて綿を吹かず 此の身は行く稽山の土とならんも 猶お遺蹤を弔いて一度泫然たり […]

上海の茸料理

 帰りに、太湖に寄る予定であったが、天候が崩れてきたので、上海に直行した。渋滞で遅くなり、結局、夕食のレストランに直行した。 今日は茸鍋だ。たっぷりの茸が本当に食欲をそそる。こんなのは、とても日本では食べられない。中国では、いろんな地方にいろんな茸鍋があって、本当に楽しい。  だし汁なんかは日本の一味唐辛子を入れると、これでうどんがあったらとつい思ってしまう味で、日本でやったら本当に繁盛するだろう […]

太湖の三白 江蘇料理

 紫砂壷とお茶でたっぷり時間をつかってしまい、すっかり遅くなったが、昼食という事で、近くのレストランを探す。昼食時間帯は終わってしまっていたようだが、やってもらえる事になった。6人なので、お決まりセットが出てくるようだ。江蘇料理だと思う。 特にインパクトはないが、食べ易い穏やかな味で、お腹にやさしかったが、量が多い。  この時の話で、太湖の三白というのがあるそうだ。白魚、銀魚、白蟹の三種らしい。白 […]

紫砂壷の逸品

 2日目は、朝早くから上海を出発して長躯、江蘇省宜興に向かった(片道約3時間強)。相変わらずのスポット旅である。  宜興は紫砂壷という焼き物の茶壷(急須)が有名で、それを求めて丁蜀鎮という村まで行った。 ガイドがいるわけではなく、事前に十分調査できているわけでもない。上海で雇った車の運転手に、「丁蜀鎮という村があって、この辺で紫砂壷を売っているらしいから買いたい」というだけのいつものパターンで始ま […]