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中国紀行

異国での孤独

先日、会社の帰り、電車に乗っていたら、中国語のお喋りが聞こえます。最近は好くある事です。若い女性達なんかもいて、中国で程ではなくても声高にお喋りしているのに時々出会います。ちょっと内容が分かったりすると嬉しいものです。 今回は、男の声でした、隣の席だったので、二人連れかなんかで、一生懸命喋っているわって思ってました。 でも、よく見ると、一人なんです。 一人で、ぶつぶつ言っています。 二駅すぎても、 […]

北京で背広とコートを作る

写真は、北京で作った背広とコートです。北京の繁華街、王府井には100年程続くシルクの老舗があって、シルクやウール、カシミアなど、あらゆる布地を売っています。又、既製品の服やショール、マフラーなどもありますが、仕立て屋さんも入っているので、背広などを仕立てる事もできるのです。 私か思うには結構すばらしいビジネスモデルなので、紹介したいと思います。 まず、店内の反物から気に入った生地を選びます。 日本 […]

西安の餃子館

もう夕方5時を過ぎています。 早く帰らないと、雇ったタクシの運転手交代時間に間に合いません。 「運転手さん、大丈夫?」 ちょっとあせってます。交代相手に連絡してるようです。途中のどっかで落ち合う事にしたようです。 それで、飛ばす、飛ばす!猛スピードです。 怖い、怖い!1時間以上かけてきた道を40分くらいで帰ってしまいました。 交代した運転手さんに、 「どっか、おいしいとこ知らない?」。 「何食べた […]

天長地久・比翼連理、華清の池

「これがあの『長恨歌』の『春寒くして浴を賜う華清の池・・・』と詠われたあの華清の池か。」。 『長恨歌』は白居易が、玄宗皇帝と楊貴妃の恋を歌った美しい漢詩で、若い頃は、この長い長い詩を暗記していました。それで、この舞台になった華清の池はかなりの思い入れがあって見たかったところなんです。 「イメージちゃうなあ」、「これは、作りもんすぎるで・・」 あまりにも詩情がありません。 ごちゃごちゃと建物が一杯で […]

兵馬傭

「もう1時半くらいやし、早よ兵馬俑行かんと時間ないで、遠いし」とタクシをとめました。 「兵馬俑と華清池に行きたいんやけど」、 「5時頃に運転手の交代があるんで、市内まで帰えらなあかんのです」 「・・・・・?」 「まあ、なんとかなるでしょう」、「行きましょう」 という事で、高速を猛スピードで行ってくれました。 着いたのはいいのですが、入り口を探してもなかなか見つかりません。 どうも、帰ってくる人ばか […]