廬山の食事、石魚、石鶏、石耳
「今日の予定は終わりました。食事はお好きなところでどうぞ。必要なら案内しますけど」、 「えっ、食事ついてるでしょう。ツアー説明書に書いてるよ」 「そうですか、問い合わせてみます」。暫くガイドさんと旅行社のやりとりがあって、「ついてますよ」という返事。 でも、ひそひそやり取りを聞いていると「一人10元くらいしかだせない」といった内容に聞こえた。これはたまらん。ツアーに込み込みの食事ってどんなのってい […]
「今日の予定は終わりました。食事はお好きなところでどうぞ。必要なら案内しますけど」、 「えっ、食事ついてるでしょう。ツアー説明書に書いてるよ」 「そうですか、問い合わせてみます」。暫くガイドさんと旅行社のやりとりがあって、「ついてますよ」という返事。 でも、ひそひそやり取りを聞いていると「一人10元くらいしかだせない」といった内容に聞こえた。これはたまらん。ツアーに込み込みの食事ってどんなのってい […]
日本人なら誰も知っている白居易の詩がある。 「枕の草紙」にも登場する有名な漢詩だ。 日高睡足猶慵起 小閣重衾不怕寒。 遺愛寺鐘欹枕聽 香爐峯雪撥簾看。 匡廬便是逃名地 司馬仍爲送老官。 心泰身寧是歸處 故鄕何獨在長安。 「ここ廬山の地で鐘の音を聞き、峰の雪を見てする暮らしは、平穏で安逸なものだから、廬山に居を定めるのは好いものだ」と謳いながらも、都を離れて、心穏やかなぬ様が見えるようでもある複雑な […]
蘇軾の詩に、「題西林壁」というのがある。 横看成嶺側成峰 遠近高低各不同 不識廬山真面目 只縁身在此山中 言葉も分り易いし、イメージも分り易い。 廬山は山容が大きく、尖った峰峰が沢山あるし、大きさもまちまちでそれぞれに趣があると言える。 俯瞰して看ればそう見える山も、中に入ってしまえば全容は見えず、それぞれの風雅を味わうしかないという意味だろう。 中国語の老師によれば、最後の2行、不識廬山真面目 […]
廬山山頂施設巡りが始まった。 やたら毛沢東の名前が出てくる。別荘、記念館・・。どうやら共産党軍が発祥したところらしい。 中国の人達にとっては、幽玄な詩境というよりは、この聖地詣でという意味の方が強いようだ。ガイドさんもここぞとばかり説明に力が入る。 「あんまり興味がないんだよ」とは言い難い雰囲気だ。 もちろん回りの中国の人たちは真剣に見学をしている。 ○○青年隊とかいった旗をかざした若い人達の団体 […]