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中国紀行

中国、浙江省、古村の旅ー46、仙居高迀古村にて−2。

居眠り爺さんの家は相当に古くて由緒正しそうな家だ。 壁に歴代皇帝か科挙で偉くなった郷土の偉人かわからんけどお偉いさんの肖像画が 飾ってあるし、窓枠の彫刻なんかもちょっと違う。 もしかしたらスヤスヤ寝てるこの爺さんは只モンではないんかもしれん。 てなことを思いつつ、先に進む。 似たような土壁か日干しレンガか普通のレンガかようわからん建物が続く。 ここは古い村やからもっと古い長押の彫刻なんかがいっぱい […]

中国、浙江省、古村の旅ー45、仙居高迀古村にて−1。

この村、今まで以上に面白いかも知れんと何故か期待が高まる。今回は浙江省の 観光化されてない村を巡っている。その狙いは的中したと言える。浙江省は昔の 南宋時代の首都がある杭州のあるところだ。きっと昔から文化のレベルは高かった のではないかと思われる。そやからどんなとこにいっても生活がある側に文化が あるような気がする。文化というのは何やろう。アジアの他の農村に行ったときと ちょっと違う。少し大きな家 […]

中国、浙江省、古村の旅ー44、仙居高迀古村へ。

さて、岩頭蒼坡古村の見学を終えて、昼飯も食ったんで次は仙居高迀古村という ところに向かう。岩頭蒼坡古村は文房四宝の村ということで筆やら硯やら筆置きやら いろんなものを象ったやつがあったけどそれが何やねんと思うばかりであったが、 書画芸術を愛する姿勢を示そうという気持ちはあるような気がした。前のブログで 文房四宝のうち、硯と墨が難しい話をしたけど、筆と紙も難しいのは同じだ。 但し、筆は買う時に大抵の […]

中国、浙江省、古村の旅ー43、仙居高迀古村へ行く途中で昼ごはん。

さて、固まってる3村やから一気に見てしまった。それでずいぶん遅くなってもう 13時を過ぎてしまった。村の中では食事のできるようなごはん屋さんはなかったけど 村を出たらすぐにあった。 これが良い。 「食全食美農家楽」って書いてるように思うんやけど意味はわからん。ググってみても 出てこないんで場所ははっきり特定できへん。 外でもお客さんが飯を食ってはるんで多分美味しいから人気の店やと思う。 とりあえず […]

中国、浙江省、古村の旅ー42、岩頭蒼坡古村にてーその2。

立ち食いごはんのワザを見せていただいたら又村を巡る。こんどはとびきり普通の家だ。 と思いきや、よう看板を見たら「工芸彫刻有限公司」なんて書いてある。してみるとこの ガラクタのように無造作に置いてある材木の端くれみたいなやつか芸術品を作る素材 なんやろか? そういう眼で見てみると玄関入ったすぐのとこには木彫の妖しげな、いや、立派な置物があるし、 玄関右側のケッタイな椅子みたいなやつも芸術品に見えてく […]