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中国紀行

木耳料理

先日、上海、南京に行った最後の日。雨が降る中、「ちょっと買い物したい」 という事で、友人と買いに行ったのが、「木耳」だ。ようするに乾燥の 「きくらげ」だ。日本でふときくらげを食べたいと思って探しにいったら 小さい袋がえらく高い。たしか中国では安く買えたはずだと思った。 時間がないので、南京東路、大繁華街の中に食品店。 「ここなら品物も安心だろう」(甘いかな??) かなり大きな袋で100元くらい。「 […]

雲南、建水焼きの茶壷

雲南に旅行に行った話をした。建水というところで焼き物工場を見学した話をした。 その工場の売店で、おもしろい茶壷があったので買ってきた。 本当は、茶が何キロも入るような、手で抱えるような大きい茶壷を買いたかったの だが、無理すれば持って帰れるのだが、面倒なのであきらめた。 これは、考えればよい癖でもあるし、悪い癖でもある。 あの時変えばよかったと後でつくづく後悔する事も多い。 これもその一つ。 しか […]

辰砂の碗

先日、南京博物院で陶磁器を見ていた時の事だ。 多分、鈞窯のモノだと思う辰砂釉の碗があった。さすが日本で言えば国宝級の もの品が違うなあと思い見ていた。 鈞窯と言えば、以前洛陽の龍門石窟を見に行った時に、鄭州が最寄りの空港だった 少し時間があったので、有名な河南省博物館に行った。 その時に宋や元の時代の青磁が沢山あって溜息がでたが、鈞窯の焼き物も沢山あった。 この地で焼かれたものだ。それでこの道中で […]

上海経由南京の旅ー16

路上の風物誌 紹興酒を買った後、多論路の古文化街を散歩してました。 ここには魯迅の後援者だった事で有名な内山書店の内山完造氏の銅像も あります。 ちょっと離れたところには魯迅の暮らしたアパートもあって、 大戦中の文化人達の息吹を保存しようとして作られた地域のようです。 少々作りすぎの感がありますが、おもしろいところでもあります。 そしてこの通りに続く横浜路のあたりは結構雑然とした庶民の暮らしが あ […]

上海経由南京の旅ー14

咸亭酒店の紹興酒 上海に来た初日の話です。少し時間があるので、多論路にある文化人街に 行く事にしました。 ここは近くに魯迅記念館とか、内山書店跡とかあって、昔の上海の疎開地 の匂いを保存しているようなところです。 それで、魯迅ゆかりということで、出身の紹興にある有名な咸亭酒店も店 を出しています。紹興でもそうでしたが、ここもホテルをやっているようです。 紹興では魯迅の「孔乙己」のモデルになった居酒 […]