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酒など

ぺルノーって酒は?

昔、「アブサン」という酒を飲んだ事がある。 きついけど面白いあじだなあという記憶があった。 その後、「脳が融ける」とかの話があって発売禁止になってしまっていた。 チェコに旅行に行った時は、「アブサン」とは全く違うが、緑色の薬草酒みたい なのを飲んで、「美味しい」と思い、又手に入れたいと思っていたが、 機会がない。 最近、「ぺルノー」って酒があって、「アブサン」代わりに飲まれているって聞いていた。 […]

幻じゃない「寒中梅」

昔から、「越の寒梅」とか「寒中梅」とかは幻の銘酒として珍重されてきた。 以前に、梅田のある酒屋で、「越の寒梅」が注文できるという事で、毎年 1年くらい前から、予約ノートの書き込んでおいて、入荷したらいそいそと買いに 行っていた時期もあった。そうして、漸く手に入れた「越の寒梅」もそれほど 美味と言うわけではなくて、漸く手に入れたありがたさだけで喜んでいたような ものだった。その後は分をわきまえて、酒 […]

幻の赤霧島

昨年の暮れに、幻と言われる焼酎、「赤霧島」を飲む機会があった。 これは、私の老朋友がある飲み屋に秘蔵していたのを飲ませてくれたのだ。 前から芋焼酎、「霧島」っておいしいなあって思っていたが、その中でも 特に紫芋から作ったのが赤霧島で、限定販売品しかないのでなかなか飲めないと 聞いていたのだ。 ちょっと一口飲んでみて、噂どおり、本当においしいと分かったので、 何も割らずにストレートで飲むことにした。 […]

シェリーのような日本酒

正月用にとっておいた酒がある。 特別旨いかどうかわからないけど、値段が高いのできっと旨いだろうとのせこい考えでとっておいたのだ。 伏見の古酒、月の桂、「琥珀光」とある。 月の桂というのは、「目には見えるが、手に入れ難し」という故事からきてるのだろう。 確かに美味しい。 癖がない。 香りも好いし、味わいが深い。 色もいい。透明な琥珀色が美しい。 ぬる燗か冷やして飲むと書いてあるが、常温が好い。 この […]

「飛良泉」という酒

昨年の末に、「りょうま」という小料理屋が店を閉めた。 といっても不況のあおりで店が潰れたという話ではなくて、二十数年やってきた この商売を卒業して、田舎に住んで自然と共に暮らすという年来の願いを 果たす為だと聞いたので、実に喜ばしい話なのだ。 この店は、大阪京橋の商店街の片隅にあって、店主も変わっているし、客もことごとく 癖があるといった怪しい店だったけれど、実は好いお客ばかりで好きな店だった。 […]