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酒など

陶淵明も酒は止められん

五柳先生といわれた陶淵明には有名な飲酒の詩が沢山ある。 特に飲酒二十首は有名で、詩酒合一の文人の心がよくわかる。 自然を愛で、人を愛で、酒を愛でる詩人の心と 飲まなきゃどうにもならない満たされなさがひしひしと伝わってくる。 しかし、たまにはシャレで、「酒を止めよう」とか思った事があるの だろうか。 それとも詩をひねる時の冗談のネタなのか、 こんな詩がある。 止という字を各行にちりばめたわけだ。 平 […]

カラカラって?

「日本で一番あじあんなのは?」 「やっぱり沖縄ちゃう?」と言う事で、友人たちと沖縄料理を食べに行きました。 「いらっしゃい、ご注文は?」 「さて」ではあるが、頼りにしていた沖縄出身の人がまだ到着していない。 その人抜きで何とか沖縄テイストで切り抜けないといけない。 「まずお酒やね」、「まず生ビールちょうだい」 「オリオンとかだと今ないので、内地さんでいいですか?」 「??」、しばらく考えてやっとわ […]

蒸し暑いから、白ワインを冷やして飲もう

毎日蒸し暑い。梅雨だから仕方ないかもしれないが、真夏並みの暑さだ。 それで、さっぱりしようと白ワインを探した。 我が家には何でも豊富にあるわけではないが、どこに何を置いたか はっきりしないので、探さないといけない。 探すとそれなりにあるもので、記憶にないものがよく現れて驚かされる。 出てきた白ワインは、「Pino Gris」と書いてある。 よくわからないので少し調べたら、「Tokay」のように葡萄 […]

発見、老泡盛

家の台所をごそごそやっていたら、埃にまみれた泡盛を発見した。 陶器の瓶に入ったやつだ。封を切っていない。 買った覚えはない。誰かに頂いたか、家人が土産に買ってきたものだろう。 どうも記憶がない。 しかし、埃の具合からしてかなり時間が経ってそうだ。 表面を綺麗に洗うと、「泡盛 瑞浪」の文字が出てきた。 「おいしそう」 瓶も陶器だし、栓もコルクなので中で熟成している可能性はある。 なぜ、ほっておいたの […]

TOKAIワイン

丁度サーズが流行って海外旅行、特に中国への旅行が禁止されていた頃 勤め先に、リフレッシュ休暇という制度があって旅行にいけるチャンスで あった。しかし、楽しみにしていた中国奥地旅行に行けなくなって、 どうしようかと考えた末に、ウィーン、プラハ、ブタベストの東欧都市を 巡るツアーに参加することにした。 初めての東欧で、これはこれで楽しい旅であった。 ウィーンでは、世紀末の芸術家達、グスタフ・クリムトや […]