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最近読んだ本、「東北・蝦夷の魂」、「ナンバーナイン」

高橋克彦、「東北・蝦夷の魂」 この本は小説ではない。 題名に惹かれて、東北蝦夷を主題にしたアテルイなどに関連した小説と思って 読み始めたが、関係はあるが小説ではなくて、作者が東北の蝦夷を主題に書い たいくつかの小説の背景の解説のようなものであった。それが実に面白くて興 味深い。 蝦夷とアイヌとは全く違うのか。恥ずかしながら私は混同していた。この本を 読んで初めて違うということを知った。蝦夷とは寧ろ […]

最近読んだ本、「我らが背きし者」

ジョン・ル・カレ、「我らが背きし者」 ジョン・ル・カレって言うたら、昔、「寒い国から帰ってきたスパイ」って本 を読んで以来やなあと思った。乏しい記憶をさかのぼって見ると、本の後半に 封がしてあって、ここまで読んで面白くなかったら返品できますと言うような キャッチフレーズがついた最初の本だったように思ったりするが、もしかした ら全くの記憶違いかもしれない。それでどうと言うことは記憶にないし、内容 も […]

最近読んだ本、「絵とは何か」、「見えない日本の紳士たち」

坂崎乙郎、「絵とは何か」 インドの旅に行くのに何か本を持って行かんとあかんなあと思ってた。そう言 う時にある方にこの本を教えて頂いた。早速アマゾンで購入して持って行った のだ。 素晴らしい本だ。 素晴らしいインパクトを与えてくれた。 絵を見るってどういうことか。絵を描くってどういうことか。絵を理解するっ てどういうことか。絵に関わることの根源的な事を考えさせてくれる。 多くはゴッホの生き様にページ […]

本、「李世民 上、下」を読んだ。

塚本青史、「利世民、上、下」 かなり前に、山西省めがけて旅行したことがある。最初に北京から大同に飛ん で世界遺産の雲崗石窟を見た。それから懸空寺と言う崖の上にへばりついた寺 を見て、中国最古の木塔を見て五台山に向かった。これだけでも相当な距離を 移動したことになるけど、あろうことかそこから更に太源近くの平遥古城まで 長躯、一日で移動してしまったのだった。着いたら深夜12時をまわっていると いう強行 […]

本、「インドへ」、「地球の果てまで連れてって」を読んだ

横尾忠則、「インドへ」 今度インドへ旅行に行くよって投稿したら、前にラオス、ルアンパバーンの旅 の旅先で偶然知り合った方から、こんな本面白いよって教えて頂いた。その方 からはこういう厳しい旅先でお腹をやられたときの用心として薬をちゃんと薬 を準備しておいたほうがいいし、そういう薬はトラベルクリニックみたいなち ゃんとしたところに相談したほうがいいというアドバイスも頂いた。確かに旅 先でお腹をやられ […]