最近読んだ本、「アイネクライネナハトムジーク」、「チェスプレイヤーの密室」
「アイネクライネナハトムジーク」、伊坂幸太郎 短編集のようなオムニバスのような、全部繋がった長編小説のような不思議な 作品だ。 「アイネクライネ」 佐藤は夜の東京の繁華街の真ん中で街頭アンケートをするはめになった。 何故か。課長が妻に逃げられたショックでサーバを壊してしまったからだ。その データを補完するためのアンケート調査なのだ。しかし、だれも相手にしてくれ ない。諦めかけた頃、ある女性がやっと […]
「アイネクライネナハトムジーク」、伊坂幸太郎 短編集のようなオムニバスのような、全部繋がった長編小説のような不思議な 作品だ。 「アイネクライネ」 佐藤は夜の東京の繁華街の真ん中で街頭アンケートをするはめになった。 何故か。課長が妻に逃げられたショックでサーバを壊してしまったからだ。その データを補完するためのアンケート調査なのだ。しかし、だれも相手にしてくれ ない。諦めかけた頃、ある女性がやっと […]
「美しき廃墟」、ジェス・ウォルター 美しき廃墟 ジェス・ウォルター カリスマ映画ディレクター、マイケル・ディーンがいる。過去の栄光を背負っ ているらしいが今は作品を出してる様子はない。しかし隠然とした力があるら しく、絶える事の無い企画の売り込みには、このままこの仕事を続けるかどう か悩み中の秘書のクレアが対応している。クレアの出来の悪いボーイフレンド、 ダリルもわけのわからん脚本を仕上げている。 […]
「与楽の飯 東大寺造仏所炊屋私記」、澤田瞳子 奈良時代。都の外れでとてつもない大工事が始まった。見たことも聞いたこと もないような巨大な大仏を鋳造しようというのだ。 下から順番に鋳物を流し込んで固めては、少しずつ積み上げていくという途方 ない計画だ。工事現場には巨大な足場が組まれ、全国から徴発されてきた百姓 たちが働かされている。 劣悪な環境だ。夜には小屋暮らし。飯は順番にそれぞれの持ち場の炊屋に […]
Zの喜劇 ジャン・マルセル・エール フェリックス・ザックという男がいる。 どうしょうもないZ級映画の超オタクだ。毎日、毎日わけのわからん、誰も 知らない見たことも無いようなZ級の映画を楽しんでいて、それを詳しく読 んでメッセージまで送ってくるような人たちに対してブログに書いて楽しん でいるようだ。 当然のように社会適応障害ではないかと妻にも見放されかけている。あるい は幼児の娘にも。 彼は本当は映 […]
「窓から逃げた100歳老人」、ヨナス・ヨナソン ある日、ちょうどその日に100歳の誕生日を迎えてそのお祝いの会が始まろうと するその直前に、老人施設の窓からアラン・カールソン本人がスリッパのまま 表に出た。アランはそのまま駅に向かう。どうやらそこからずらかるつもりだ。 まっすぐバスの駅まで来た。バスのチケットを買った。 見るからに悪そうな若者が大きなスーツケースを持って先に居る。若者はうんこ がし […]