最近読んだ本、「風雅集」、「報われない人間は永遠に報われない」
辻邦生、「風雅集」 タイトルに惹かれて買ったのは大分昔のことやと思う。読んだ記憶はあるけど 定かには覚えてなかったし、なんとなくも一回読み直したくなって開いてみた。 ところで日本の水墨画あるいは日本画と中国の水墨画、あるいは中国国画の違 いって何やろ? 文人画って何やろ? 中国と日本で違いはあるんやろか? 理屈でわからんことはいっぱいあるけど、見たら結構違うと思う。 前に友人たちとアメリカの北の方 […]
辻邦生、「風雅集」 タイトルに惹かれて買ったのは大分昔のことやと思う。読んだ記憶はあるけど 定かには覚えてなかったし、なんとなくも一回読み直したくなって開いてみた。 ところで日本の水墨画あるいは日本画と中国の水墨画、あるいは中国国画の違 いって何やろ? 文人画って何やろ? 中国と日本で違いはあるんやろか? 理屈でわからんことはいっぱいあるけど、見たら結構違うと思う。 前に友人たちとアメリカの北の方 […]
堂場 瞬一、「夏の雷音」 昔、むかし、そう若くはないけど爺さんにもなってない頃、ある居酒屋によく 行っていた。大体、1つ気に入った居酒屋が出来ると他にはあんまり行かんも のだ。いつの間にか常連さんみたいになっていた。ある日、その店に行くと、 ちょっとかっこよさげな、所謂ちょい悪爺さんみたいな人がいた。 白髪交じりの髪を長く伸ばして後ろでくくっている。それに髭を生やして、 いかにも芸術家っていう見か […]
坂大トキエ、「ヒマラヤ・トレッキング紀行」 去年、震災の少し前に友人とネパール旅行に行った。とても楽しい旅だった。 最初はカトマンズからポカラに行った。そこからアンナプルナ方面へのトレッキング 旅行をする人が多いって言うのは聞いていたけどそんな体力も知識もないし、 どれほどのお金がかかるのやらわからんし、その時点では考えもしなかった。 ポカラではサランコットの丘に登ったり、裏山にあるフォクシンとい […]
ウンベルト・エーコ、「プラハの墓地」 この人の本を読むときは期待と気合が必要だ。結構難解なんで、ほにゃっと読 んでると何が何やらわからんようになる。難解やからと言ってつまらんわけで はない。ヨーロッパの中世の歴史の表や裏が土台になっているんで、そういう 方面の知識にかなりうといわしとしてはついていくのがやっとという場面がと ても多い。後でなるほどと思ったり、調べてやっとわかったという事も多い。 そ […]
ブルース・チャトウィン、「ソングライン」 もう2年も前になるやろか、オーストラリアのダーウィンに行ったことがある。 わしの知人の知り合いの芸術家がダーウィンに居て、友人達が集まって一緒に 個展をやらんかという話になったのだ。それはとても楽しくてエキサイティング な経験であったけど、その時に街を歩いていてアボリジニの人達と出会うこと が多かった。その時、何か不思議な違和感におそわれた。 何故かぼんや […]