最近読んだ本、「若冲」、「西太后 上」
澤田瞳子、「若冲」 伊藤若冲、奇想の天才、異能の画家、今では知らぬ人とていない画家やけど、 プライスコレクションが日本に来て話題になるまでは殆ど誰も知らなかったん ちゃうやろか? わしも知らなんだ。知る人ぞ知るだけの画家を、発見、発掘 して光を当てたのはアメリカ人のジョー・プライスという人だ。 ある日アメリカの骨董屋さんで、若冲の葡萄の絵を気に入って買ったのが始ま りですっかり若冲にはまってしまっ […]
澤田瞳子、「若冲」 伊藤若冲、奇想の天才、異能の画家、今では知らぬ人とていない画家やけど、 プライスコレクションが日本に来て話題になるまでは殆ど誰も知らなかったん ちゃうやろか? わしも知らなんだ。知る人ぞ知るだけの画家を、発見、発掘 して光を当てたのはアメリカ人のジョー・プライスという人だ。 ある日アメリカの骨董屋さんで、若冲の葡萄の絵を気に入って買ったのが始ま りですっかり若冲にはまってしまっ […]
内山純、「Bハナブサへようこそ」 ビリヤードってとても面白いって思ったことはあるけど、結局数回くらいし かやったことがない。わしが最初に教えてもらったのは四つ玉というやつだ。 白い玉二つ、赤い玉二つをビリヤード台に置く。白い玉の一つが自分の手玉 で、それを撞いて、他の白か赤かに当てる。白と赤の場合と赤と赤の場合で 点数が違ったけど今は同じらしい。 最初は一列に並んだところから始めるんで、いきなりそ […]
竹本住大夫、「人間やっぱり情でんなあ」 わしがまだ受験生だった、遙か昔の頃、和歌山の田舎から大都会の大阪に出て 来て、純情な青年は、その賑やかさと喧しさと忙しなさにえらい驚いたもんや った。今の丸ビルあたりやったかなあ、旭屋書店にはよく行った。裏口を出た ら別館があって、確かその向かいに中華料理屋があってジンギスカンやら餃子 やらを食ってその美味しさにたまげたものだった。帰りがけにはまだ闇市跡の […]
フランツ=オリヴィエ・ジズベール、「105歳の料理人ローズの愛と笑いと復讐」 パリの裏町の夜の暗い通りを婆さんがトボトボ歩いてる。そこに突然、若いチンピラ ヤクザのような男が現れた。「やい、婆さん、おとなしく金をだせ」と言う間 もなく、婆さんの手にはピストルが。「おまえがこうするのはお見通しだ。お 前こそ有り金全部おいていけ。さもなきゃ撃ち殺すぞ。」とローズ婆さんに脅 された男はしぶしぶ全財産をお […]
デイヴィッド・ミッチェル、「出島の千の秋 上、下」 長崎出島が舞台と言えば文楽の国性爺合戦やフォン・シーボルトの話が思い 浮かぶけど、ひと味違うミステリー仕立ての本だ。外国人ながら日本の事を 良く知ってるような知らないような不思議な気分になる。 ヤコブ・デズートは出島のオランダ商館に赴任した。国に残した妻は待って くれるんやろか? 出来るなら手っ取り早くお金を稼いで本国に帰りたい。 しかし、出島に […]