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最近読んだ本、「スウェーディッシュ・ブーツ」、「奇祭巡礼」。

「スウェーディッシュ・ブーツ」。 ヘニング・マンケル 著。 あじあん 北欧の暗い海。離れ小島に住む男。 スウェーデンの南部、バルト海と言えば、すごいところだ。いろんな国と接してる。 フィンランド、ドイツ、ポーランド、エストニア、ラトビア、リトアニア、ロシアの飛地すらある。 こういうところでは海を舞台に様々な事件が起きる。密輸、移民、謀略、スパイ、なんでも起きる。 この人の作品、刑事ヴァランダーのシ […]

最近読んだ本、「リバー」、「江戸絵画お絵かき教室」

「リバー」。 奥田英朗 著。 あじあん 同一犯か?模倣犯か。 ある日、群馬県の桐生警察に衝撃が走る。の渡良瀬川河川敷で若い女の全裸死体が発見されたのだ。両手は後ろで縛られ絞殺されていた。 しばらくして、今度は栃木県足利市のやはり渡良瀬川河川敷で若い女の死体が。 刑事たちの脳裏に一瞬で10年前の悪夢が蘇る。 全く同じような連続殺人事件があったではないか。 しかも、10年前の事件はまだ未解決だ。同一犯 […]

神戸元町商店街の古本屋で本を買った。

元町商店街を更に歩く。 結構長い。 一番奥まで行ってみる。陶器やさんがある。 ここでいいのを買ったことがある。 そういえば、この商店街は美味しいものを食いに何度も来たことがある。 田舎に住み着いたら縁遠くなってしまったなあ。 歳のせいもあるか。 いけませんなあ。 通りだけではなくて、ちょいと横に入ったとこにも一杯美味しい店がある。 歩いてたらいろいろ思い出す。 思い出しつつ歩いてたら結構疲れる。 […]

最近読んだ本、「しろがねの葉」、「七月七日」。

「しろがねの葉」。 千早茜 著。 あじあん 常闇に居る。 秀吉の唐入り戦の頃の話。ウメは子どもながら夜目が効く。 やがてある日、とうとう食うに困った一家は夜逃げを企てる。村の米を盗んで山を越す。無事に逃げられるはずがない。それでもウメだけは。 山師、喜兵衛に拾われたウメは、銀堀たちのあいだで育っていく。 「ここは、山に幾百と穿たれた間歩の中なのか、生まれ落ちる前の胎内なのか。それとも、この身に空い […]

最近読んだ本、「百年の藍」、「ひとり旅、ひとり酒」

「百年の藍」。 増山実 著。 あじあん 岡山ジーンズ発祥の物語。 もう10年以上前の話になる。岡山のジーンズが有名らしいということで、長距離バスに乗って見に行ったことがある。 「桃太郎ジーンズの倉敷、児島へ」 その頃は、藍染というのにとても興味があった。中国やベトナム、ラオス、タイ、などなどアジアの田舎に行った時に天然藍で染めた素朴な生地や衣類を買って帰るのが好きだった。で、児島に素敵なジーンズの […]