最近読んだ本、「ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女」 上、下。

  • 2024年7月6日
  • 26人

「ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女」 上、下。

ダヴィド・ラーゲルクランツ 著。

あじあん

サヴァン症候群の天才登場。驚異の映像記憶能力。

おや、いつの間にか作者が変わってる。

実は、1、2、3の3部作を書いたスティーグ・ラーソンは出版前に急死してしまったのだそうだ。第1部が出た時点で空前の大ヒット作、ベストセラーになったにに、残念なことだ。

しかも、作品の中に出てくるミカエルとエリカのような仲であったのか、パートナーだったエヴァ・ガブリエルソンという女性と遺族の間で、いろんな確執が生じてるのだそうだ。

知らんけど。

しかも、つづきの作品の準備はある程度されてたみたい。

それはどうなんねん?

次回作はどうなんねん?

実際は、だいぶ前の話やからとっくに続きがててた。別の作家は前の作品のイメージを踏襲しながら、遺構はつかわず、全く別の観点で作品を描き始めたのだそうだ。

確かに、読んでみて殆ど違和感はない。まったく一緒かというと、かなり違うけど、それが不自然にはなってない。

圧巻のスピード感。するどい掘り下げ、ミステリでもあり、アクションでもある。

とても良い。

さて、サランデルの裁判が終わって一段落。

果たしてそうか。

もうサランデルを拘束するものはいない。

しかし、何かの影がちらつく。

兄との角質は本当に終わったのか?

そして、双子の妹はどこにいった? 近くでチラチラしてるのでは?

誰かが動いてる? カミラとは

ミカエルは一躍マスコミでもてはやされ、どこにいてもモテモテだ。

しかし、ミレニアム社がなんだかおかしい。誰かが乗っ取りを?

良いネタもある。世界的な人工知能の研究者フランス・バルデル教授から接触があった。

何か問題を抱えているらしい。

秘密裏にアメリカから帰国した? 重大なトラブル?

巨大な機密が危険に? アメリカのNSA(国家安全補強局)と関係があるのか?

一方、絶対の、完璧なセキュリティを誇るNSAのシステムがが何者かに乗っ取られたのか?

それはハッカーなのか?

怒り狂う、エドウィン・ニーダム。何がなんでも犯人を・・・

ワスプとは? サノスとは?

「エド NSAは完璧にハッキングされた 国民を監視するものはやがて国民に監視されるものとなる」

こんなことできるのは世界に一人しかいない? ワスプ?

フランスは男の子と2人でいる。そこを襲われる?

映像記憶能力とは?

サヴァン症候群とは?

サランデルとミカエルが必死に?

そして事件が起きた。

とても面白い。

 

あじあん

わしの勝手なおすすめ度。

星五つ。

あじあん

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