最近読んだ本、「最初の星は最後の家のようだ」、「リペアラー」。
「最初の星は最後の家のようだ。」 太田愛 著。 あじあん 短編集。SFショートショート的な? ミステリー的な? 死の匂いが・・ 作者は様々な設定で、痛いほどの喪失感や切迫感を、隙のない緻密な文体で語ってきたが、常にその背景や前景に現実を浮かび上がらせるのを忘れない。 1.遊戯室 10月の子供たち あの10月、「わたし」と僕は7歳。おとぎと現実が二重螺旋のように編み合わされていた頃。僕たちは同じ日に […]
「最初の星は最後の家のようだ。」 太田愛 著。 あじあん 短編集。SFショートショート的な? ミステリー的な? 死の匂いが・・ 作者は様々な設定で、痛いほどの喪失感や切迫感を、隙のない緻密な文体で語ってきたが、常にその背景や前景に現実を浮かび上がらせるのを忘れない。 1.遊戯室 10月の子供たち あの10月、「わたし」と僕は7歳。おとぎと現実が二重螺旋のように編み合わされていた頃。僕たちは同じ日に […]
「雪夢往来」。 木内昇 著。 あじあん 「書かねば、夢は終わらない。」 江戸時代に書かれた、「北越雪譜」という本がある。雪国に暮らす。「鈴木牧之」という人が、雪国の暮らし日々のなかでおきる恐ろしいこと、考えられへんこと、特有の人情話、物産の話、さまざまなことを書き記したノンフィクションである。 雪の結晶図あり。こんなんわかってたんやね。 雪の山中で大洪水が起こる話がある。なんと不思議な。なんと凄ま […]
「雨雲の集まるとき」 ベッシー・ヘッド 著。 あじあん 「黒人が「ボーイ」だの「犬」だの「カーフィル」だのと呼ばれるような国で結婚して、子どもを育てることはできない。」 南アフリカ。国境フェンスを越えて、有刺鉄線をくぐり抜けてボツワナへ。マカヤの旅が始まった。 とても面白い。 「ただ、自由な国に暮らすのがどういうことなのか、感じてみたいんです。そうしたら、僕の人生の邪悪なものが正されていくかも知れ […]
「暦のしずく」。 沢木耕太郎 著 あじあん 「日本において、時の権力によって、その芸を理由に死刑を宣せられた芸人は存在したか。」 なんだか最近、本を読んだら、特に歴史小説なんかでは、徳川吉宗、家重、家治の時代が舞台になっている小説が多いような気がする。大河ドラマ「べらぼう」にあやかってんのか、出版社が意識してるんかそれはわからんけど、この本を読み始めて、最初は、またかと思ってしまった。 沢木耕太郎 […]
「あの夏のクライフ同盟」 増山実 著 あじあん 世界は謎に満ちていた。謎に満ちた世界を知る入り口は、いつもサトルの文房具店だった。 旅の話をしたい。たった1日だけの旅だ。 サッカー部の仲間、サトルとツヨシとゴローとおれの物語。 北九州市の南に隣接する人口3万人ほどの小さな町の物語。 何もない漁師町。 セメント工場と日産自動車で町の暮らしが成り立ってる? サッカーだけが人生だった日々。まだ、Jリーグ […]