最近読んだ本、「陥穽 陸奥宗光の青春」、「蹴りたい背中」。
「陥穽 陸奥宗光の青春」 辻原 登 著 あじあん 「日本外交の父」が辿った波乱万丈の若き日々」 わしは和歌山県の九度山町に住んでいる。 和歌山県生まれでもある。 郷土の偉人、陸奥宗光は尊敬してるし、興味もある。 この本を見てすぐに飛びついた。 とても良い。 素晴らしい。 陸奥宗光の父、伊達宗広は冀州藩主に気に入られ30歳代で、すでに藩の中枢を担う要職にあった。 しかし、将軍継承にからむお家騒動など […]
「陥穽 陸奥宗光の青春」 辻原 登 著 あじあん 「日本外交の父」が辿った波乱万丈の若き日々」 わしは和歌山県の九度山町に住んでいる。 和歌山県生まれでもある。 郷土の偉人、陸奥宗光は尊敬してるし、興味もある。 この本を見てすぐに飛びついた。 とても良い。 素晴らしい。 陸奥宗光の父、伊達宗広は冀州藩主に気に入られ30歳代で、すでに藩の中枢を担う要職にあった。 しかし、将軍継承にからむお家騒動など […]
「インヴェンション・オブ・サウンド」。 チャック・パラニューク 著。 あじあん 「まるで本物以上の悲鳴、絶叫!どうしてこんな音が作れるのか」 なるほど、こんな世界があるのか。 一声聞いただけで、誰もがフリーズしてしまう。 この世のものとは思えない、なぜそんな音がつくれるのか。 :::何度も刺されるならナイフの出ていく音もするはずだ 肉から抜かれる音 続いて血液が溢れだす音。あるいは傷の内側から空気 […]
「ミレニアム6 死すべき女 上下」 ダヴィッド・ラーゲルクランツ 著。 あじあん とうとう姉妹の最後の対決か? シリーズ本もとうとう6まできた。 作者が変わってから3シリーズ。半分、半分。 ストーリーの展開、スピード感、登場人物のキャラクター等々、特に違和感はない。 けど、同じではない。悪くはないけど、ちょっと前の方が好きかもしれん。 それでも、思い白いんで一生懸命読んでしまう。 ストックホルム、 […]
「パッキパキ北京」 綿矢りさ 著。 あじあん パッキパキの駐妻、真夏の北京を大暴走! これは素晴らしい。 痛快無比! 身勝手、ひとりよがり、したい放題の自己中女? と思いきや、ようみてたら面白すぎる。 やりたいことやって何が悪い? ひとりよがりのどこが悪い? 人生エンジョイを堂々とやってどこが変? チャラくて、軽くて、節操がない? そんなことはない。ちょっと極端ではあるけど、言うてることはその通り […]
「ルミナリーズ」。 エレノア・キャトン 著 あじあん 「ヴィクトリア朝時代のニュージンランド。金鉱探しの男たち、それを巡る女たち。」 これはまたとてつもなく分厚い本ではないか。しかも大きい。そのわりに文字が小さいわけでもない。とにかく沢山読まんとあかん。読んでも読んでも減らへん。 それでいて、退屈で読むのを諦めてしまうかと言うと、そうではない。 とても面白い。 企みに満ちている。 ヴィクトリア朝的 […]