「ミレニアム6 死すべき女 上下」
ダヴィッド・ラーゲルクランツ 著。
とうとう姉妹の最後の対決か?
シリーズ本もとうとう6まできた。
作者が変わってから3シリーズ。半分、半分。
ストーリーの展開、スピード感、登場人物のキャラクター等々、特に違和感はない。
けど、同じではない。悪くはないけど、ちょっと前の方が好きかもしれん。
それでも、思い白いんで一生懸命読んでしまう。
ストックホルム、
アリアトリエット広場、北欧神話の神トールの銅像のある噴水の脇で男が死んだ。
物乞い風の見窄らしい様子、頬の一部真っ黒に、暑いのにダウンジャケット、それもマーモット社の高価なやつだ。不思議な遺体。
そして、検視官からミカエルに電話。ポケットのミカエルの電話番号があった。
なぜ?
一方、リスベットの姿がモスクワに現れた。
あるイベント会場に向かう。準備は完璧だ。向こうの防御システムは乗っ取り済み。
狙うはカミラ、ただ1人。
襲撃の時が来た。実行するのみ・・・
そして。ついに・・・?
浮浪者はどうなった?
もしかして、毒殺? いったい何故?
検視官から警察へ。
不ブランスキーがからむ。
調べてるうちに彼が特殊な遺伝子を持っていたことがわかった。
高所に生きる特殊な能力の人たち・・・
彼は死んだ場所になぜ頻繁に来ていたのか?
何かを訴えたい? それは?
もしかして、エベレストで起こった遭難事件に絡むのか?
エベレストの遭難ドラマ
アメリカ人の大富豪、スタン・エンゲルマンの妻クララ・エンゲルマンとガイドのヴィクトル・グランキンが8300メートルで亡くなったというやつだ。
その隊に フォステとスヴァンテ・リンドベリもいた。
ヨハネス・ファステとはスウェーデンの国防大臣である。
ミカエルたちははリスベットの手を借りて調べを進める。
だんだん面白くなる。
ファステはあるスキャンダルに巻き込まれ、失意のうちにいる。
そして、もしか誰かに監視されてる?
狙われてる?
浮浪者の調べが進む。
一方、リスベットはストックホルムに帰ってくる。
そして、カミラ(キーラ)もモスクワを出た。
オートバイクラブの連中が集まる。
ハッカーの精鋭も?
対決の時は近いのか?
そして、ミカエルに事件が・・・
とても面白い。
スピーディだ。
エベレスト山中で何があった?
ムチェ・バザールが出てくる。エベレスト街道の拠点。行ったことあある。
目に浮かぶ。とても良いところだ。
シェルパ族とは?
女性シェルパも
エベレスト、レインボウバレーとは。
遭難者の谷。極彩色の登山服を着た死体たちがまだそのまま眠ってる?
そのエベレストで嵐の中で起きたこと?
とても、面白い。
さて、どうなる。
カミラは? リスベットは?
ミカエルは?
一気に読んでしまった。
わしの勝手なおすすめ度。
星四つ。
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