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最近読んだ本、「ショパン・コンクールの百年 世界に羽ばたいた覇者たち」、「砂上の王国」、「砂上の王国」。

「ショパン・コンクールの百年 世界に羽ばたいた覇者たち」 荻谷由喜子 著 巨匠達の誕生の瞬間が立ち上がる。 これは素晴らしい。 ドキュメンタリーである。 ショパン・コンクールの100年、5年に1回やから、去年で19回目の全てが網羅されている。 なんせ第1回が1927年やから、ポーランドにとってはとても厳しい時代だ。 第3回目、1937年から、もう日本人が登場してる。すごい。誇らしいですなあ。 第4 […]

最近読んだ本、「パズルと天気」、「遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ」。

「パズルと天気」 伊坂幸太郎 著 マッチングアプリでしか出会えない、名探偵。 短編集である。 伊坂ワールドである。素晴らしい。 読みやすい、わかりやすい。 軽くてええなあって思っていても、やっぱり作家の企みがあちらこちらに。 いい感じ。 ・パズル 「で、何に関する謎を解いてほしいんですか」 財音杏はマッチングアプリで見つけた、名探偵? 秀麿さん、有益なことを教えてあげますよ。 確かに、言うことは筋 […]

最近読んだ本、「大阪ウェットランド」、「ザ・ネバーエンディング・ストーリー」

「大阪ウェットランド」 服部倫 「大阪に湿地帯。希少動物が。さて、何が起こる」 とても面白い。 とても読みやすい。 わりとよく知ってる大阪の街。大阪の郊外。 それが、非日常の入口になると、とても面白い。 なるほど、SOSのサインっていうのがあるのか。 さっきから気になっててんと夏美が言う。 鶴見緑地のあたりの喫茶店。超絶美人やのに何故か4戦全勝のプロレスラー。 オレは、しがないドラマーで、ヨドガワ […]

最近読んだ本、「ママがロックンロールしてたころ」、「飛鳥の古代史 大化の改新と日本国誕生の謎を解く」

「ママがロックンロールしてたころ」 東山彰良 著。 「ペイジ憶えてないだろうけど、あんたのママだよ」 メッチャ、ロックな話。 ええですなあ。 とても軽くて、読みやすい。物語が疾走する。 僕の名前は、久保田炳児。父親が、ジミー・ペイジの名前からとったらしい。 十歳の頃。いきなり母親と名乗る女性がバイクに乗ってやってきた。 「ペイジ憶えてないだろうけど、あんたのママだよ」。 サイドカーに乗せられて、2 […]

最近読んだ本、「鉄の胡蝶は」、「昭和の消えた 仕事物語」。

「鉄の胡蝶は」 保坂和志 著 記憶と意識と思考が入り乱れて織りなされる物語。 というか、物語的な物語ではない。 小説であるが、小説でない。 とても難しいけど読みやすい。 眼の前にあるのはごく普通の事。日常のこと。 そのことについて、流れる意識。意識は時空に関係しない。か? カフカの短編集を読んでるような。 ピースの病気 イサム・ノグチの山 井の頭線で見た少年 山下澄人は小説家デビューをしていた 母 […]