最近読んだ本、「ハンチバック」、「ドナウ、小さな水の旅 ベオグラード発」。
「ハンチバック」。 市川沙央 著。 あじあん やっぱり芥川賞になった。 ある日、ネット記事をパラパラと眺めてたら、文學会新人賞をもらった人の紹介記事がちらっと見えた、「フーン」と通り過ぎようとしながら写真をちらっと見たら、明らかになんらかの障害を持った人の顔が。そして、その目力にギクっとなった。 紹介文を読むよりその存在感にグイッと惹きつけられた。こんな存在感の人がどんな本を書くんやろ? 「ハンチ […]
「ハンチバック」。 市川沙央 著。 あじあん やっぱり芥川賞になった。 ある日、ネット記事をパラパラと眺めてたら、文學会新人賞をもらった人の紹介記事がちらっと見えた、「フーン」と通り過ぎようとしながら写真をちらっと見たら、明らかになんらかの障害を持った人の顔が。そして、その目力にギクっとなった。 紹介文を読むよりその存在感にグイッと惹きつけられた。こんな存在感の人がどんな本を書くんやろ? 「ハンチ […]
「夕霧花園」。 タン・トゥアンエン著。 あじあん かって雲海に浮かぶ山に日本の天皇の庭師だった男が住んでいた。 前に、マレーシアのペナン島、ジョージタウンなどに旅をしたことがある。その時はクアラルンプールから列車に乗ってイポーまで行き、あとはバスの旅であった。帰りは全部バス。 列車の時は気がつかなかったけど、バスに乗ってた時、イポーを過ぎてしばらくしたら、遠くに山岳地帯が見える山の中を走っていた。 […]
「帝国の亡霊、そして殺人」。 ヴァシーム・カーン 著 あじあん 1950年代の初め頃、独立したばかりのインド。 イギリスの支配が終わったものの影響力はまだまだある。 ガンジーたちの運動がじわじわと大衆の心を掴み、大きな力になったが・・ イギリス人とインド人、お互いに近しい人たち、お互いに反発する人たち。 ヒンズーとイスラム、キリスト教。 難しい日々が続く。 そんなある日、事件が起こった。 ジェーム […]
「このやさしき大地」。 ウィリアム・ケント・クルーガー 著。 あじあん 「オディ・オバニオン、遥かなるオデッセウスの旅」。 この本いいなあ。とても良い。 わたしは物語作家だ。ギレアド川の土手に立つスズカケノキの木陰の家に暮らしている。 今から話す物語はギレアド川の土手で始まった。・・・・ 血湧き肉躍る冒険物語。ハラハラドキドキ・・・ 力を合わせれば必ず困難を乗り越えられる・・・ 時には都合良すぎる […]
又々、誰も興味ない話である。 熊野古道やらに興味があって、それにまつわる漢詩や文章なんかがないんかなあって思って、ネット上をうろついてたら、面白い本を見つけた。 「購読 南紀遊詩 全」という題の本だ。 検索したら、和歌山県立図書館にあるらしい。閲覧可能だ。 ということで、和歌山県人であるわしは、地元の図書館経由で借りることにした。 こんなん誰も興味ないらしく、じきにやってきた。 なるほど、本は古文 […]