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最近読んだ本、「殺しへのライン」、「インド鉄道旅行」。

殺しへのライン アンソニー・ホロヴィッツ  あじあん ホーソーンシリーズが佳境に入った。 安心のホロヴィッツワールド。 さすがやね。安心してミステリーの世界に入っていける。 ワクワクドキドキ。驚きがあちらにもこちらにも。なるほどそうか。 チャンネル諸島のオルダニー島で開催される文芸文芸フェスに招待された。 あと3ヶ月で「メインテーマは殺人」が刊行される。そのプロモーションにええではないかと言う段取 […]

最近読んだ本、「夜の道標」、「トーキョー・キル」。

「夜の道標」 芦沢央 著 あじあん 切ない、やるせない話。 仲村桜介と橋本波留はバスケ仲間で親友だ。と思ってる。波留のバスケはすごい。桜介がいくら頑張っても到底追いつけない。それでも、波留と練習するのはとても楽しい。試合の日が待ち遠しい。 ところがある日、練習の帰りに目の前で波留が車にはねられた。桜介が声をかけたからか? 責任を感じる。 この街ではある日、殺人事件が起こっている。戸川という塾の講師 […]

最近読んだ本、「パープル・ハイビスカス」、「赤と青とエスキース」。

「パープル・ハイビスカス」 チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ著。 あじあん ナイジェリアの街。 カンビリはナイジェリアのエヌグという街に住んでいる15歳の少女。 彼女の目を通してナイジェリアの街と暮らしが立ち上がる。 父ユジーンは成功したビジネスマンだ。苦労した分、兄のジャジャにもカンビリにも教育は厳しいが優しい父でもある。 裕福な暮らし、何も不自由はない。しかし、なにかがザワザワする。 父は、 […]

最近読んだ本、「台北野球倶楽部の殺人」、「日本探見二泊三日」。

台北野球倶楽部の殺人。 唐嘉邦著  あじあん 古き良き台湾。 昭和13年頃の話。日本ではプロ野球の黎明期とも言える頃。まだまだ、東京六大学野球や社会人野球が人気を博していたころの台湾で話が始まる。 ある日、北鉄萬華駅の列車のなかで死体が発見された。 その頃の路線って、こんな感じだったらしい。 :::文藝春秋社「台北野球倶楽部の殺人」より 現在の路線にほぼ近いんではなかろうか。 刑事の北澤英隆と李山 […]

最近読んだ本、「真夜中の密室」、「死神と天使の円舞曲」。

「真夜中の密室」。 ジェフリー・ディーヴァー、著。  あじあん ネット社会の恐怖。 今は、ネットに個人の情報が溢れてる。 個人の暮らしの中で、綺麗な写真やら、楽しそうな団欒やら、仲睦まじい触れ合いやら。 ありとあらゆるものがある。 他人にはほとんど興味ないようでもあるが、もしかして、悪用することを考えたらとんでもない情報の宝庫かも知れないのだ。 例えば、誰かがターゲットになったとする。その人が、ユ […]