最近夢中で読んだ本、カズオ・イシグロ、黒田正子
カズオ・イシグロ 「わたしたちが孤児だったころ」 最初の三分の一位までは、かなり心配でした。 確かに軽妙な語りで話は進んでいくけど、このまま、こんな風で終わってしまうの違うやかと言う事でした。 ところが、話が上海に入って俄然面白くなりました。 主人公が少年時代を過ごした上海が生き生きと描かれています。 戦争前の混乱期の外国人居留区の暮らしです。 そこで、失踪した父、誘拐された母。両親が行方知れずで […]
カズオ・イシグロ 「わたしたちが孤児だったころ」 最初の三分の一位までは、かなり心配でした。 確かに軽妙な語りで話は進んでいくけど、このまま、こんな風で終わってしまうの違うやかと言う事でした。 ところが、話が上海に入って俄然面白くなりました。 主人公が少年時代を過ごした上海が生き生きと描かれています。 戦争前の混乱期の外国人居留区の暮らしです。 そこで、失踪した父、誘拐された母。両親が行方知れずで […]
NHK取材班 「『空海の風景』を旅する 司馬遼太郎の「空海の風景」を元に、その舞台を訪ねながら、司馬遼太郎が描こうとした「空海」のその人類普遍といえる天才性がその土地土地とどのような意味を持ってからまっているのかを、映像で構成する番組「NHKスペシャル『空海の風景』」を作ったスタッフが、その記録を本にしたものです。 番組は見てないですが、この本を読んで深く感じるところがありました。 今年の4月、西 […]
ちょっと分厚い本だったので今週は1冊です。 星野博美 「転がる香港に苔は生えない」 すばらしいドキュメンタリーです。 返還前の香港で一時期を暮らし、香港の魅力にとり憑かれた筆者が、なんとしても返還の日々を香港で身を持って体験したいという思いで香港に滞在し、喜び、悲しみ、興奮し、打ちひしがれした日々を熱く語った本です。 本当に熱い本です。 返還前の香港は熱気に満ちています。 返還バブルが始まり、先々 […]
先週1週間ほどで読んだ本を紹介します。 岡本太郎 「青春ピカソ」 岡本太郎という人は、万博広場の「太陽の塔」で初めて知りました。 その時は単に、ピカソににた大胆な発想の芸術家というイメージだけでした。 その後、いろんな作品を見る機会があり、ピカソに沢山は影響されているものの独自の発想ですばらしく印象的な芸術を創る人だと思っていました。 この本を見ていると、やはり彼は、ピカソの大の信奉者だっ […]
安岡章太郎 「海辺の光景」 そうと知らずに狂っていく母と、自ら崩壊していく父との暮らしを するどい感性できりとって語って行く。 深く深く考えさせられる本です。 「アメリカ感情旅行」 とても、1960年に初刊行されたとは思えない新鮮さを感じる旅行記 です。 人種問題やアメリカ人の考え方、生活の様子などが、しっかりとした 視点で描き出されています。 […]