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最近夢中で読んだ本、立原正秋、加藤唐九朗、岩井志麻子

立原正秋、加藤唐九朗、「やきものの美を求めて」 読み始めて気がつきました。これって随分昔に買った単行本「紫匂い」と全く同じものでした。 買う時に気がつかなかったのは何ともうかつですが、気に入る道筋は変わってないなという意味では納得でした。 外見からではわからないですからね。 (書き出しからして同じなんですけど) 加藤唐九朗が紫色の志野を焼いたという対談からはじまります。 加藤唐九朗は当代きっての陶 […]

最近夢中で読んだ本、津本陽

津本陽 「小説 渋沢栄一」 上、下 久しぶりに、好い生き様に触れる事ができました。感動です。 渋沢栄一、すさまじい人生ですね。 明治維新、外国に侵略されずに新しい国を立ち上げないといけない。 そういう危機感の中で、国家として必要な、殆どの事業を立ち上げた人なんですね。 人々に必要とされる事業であって、それが国の発展のためになる、それに心底打ち込めるのあれば、どんな困難があってもやりとげるという事を […]

最近夢中で読んだ本、北方謙三

北方謙三 「水滸伝」   4.道蛇の章 5.玄武の章 6.風塵の章 前の続きなので、3冊を一気に読みました。 相変わらず面白いです。 わくわくします。 とうとう梁山泊が動き始めました。 政府軍との戦いです。 緒戦は気持ちよく圧勝です。でも、痛みもあります。 あの英雄、青面獣、楊志が暗殺されてしまいます。 200人の精鋭に襲われ、150人を殺した末に死ぬのです。 更に、来たの異国に向かった魯智深は捕 […]

最近夢中で読んだ本、カズオ・イシグロ、平松洋子

カズオ・イシグロ 「日の残り」 よく映画や本で、英国の執事ってでてきますよね。 実に興味深い存在です。 慇懃無礼の代表みたいな。 サービス業の鏡みたいな。 CSの見本みたいな。 いろんなイメージが浮かびます。 そういう執事がでてきます。 「執事の品格」を追い求めながら、自分の執事人生の旅をしています。 本当にそれが、彼自身の人生だったのでしょうか、 実は人生の大事な時期の恋をしていたことすら気がつ […]

最近夢中で読んだ本、岩井志麻子、遠藤周作

岩井志麻子 「偽偽満州」 対戦前の混乱の時代です。岡山の娼婦がピストル強盗に惚れた挙句、二人の逃避行はなんと大連でした。 日本の満州国建国の騒ぎ、人と流れにまぎれながら、奉天、ハルピン、新京と流れていきます。 男を追う女のやるせなさや、開き直った凄まじい強さをリズムよく描いています。 舞台も、面白いし、中国のなんでもありの底知れなさも垣間見えてついつい夢中で読んでしまいました。 それにしても、女性 […]