最近夢中で読んだ本、広田不孤斎
広田不孤斎、「骨董裏おもて」 先日、東洋陶磁美術館に行ったときに売っていたので買ったものです。 大部の随筆集ですが、面白くて一気に読んでしまいました。 丁稚奉公から始まった骨董屋人生で見てきたもの、考えた事、それによって培われた人生観、形成された人生全てが伝わってきます。 骨董品売買の世界で、ぼろもうけとか掘り出し物とかいうことはあるにはあるにしても、決してそれが基本にあるのではなくて、あくまでも […]
広田不孤斎、「骨董裏おもて」 先日、東洋陶磁美術館に行ったときに売っていたので買ったものです。 大部の随筆集ですが、面白くて一気に読んでしまいました。 丁稚奉公から始まった骨董屋人生で見てきたもの、考えた事、それによって培われた人生観、形成された人生全てが伝わってきます。 骨董品売買の世界で、ぼろもうけとか掘り出し物とかいうことはあるにはあるにしても、決してそれが基本にあるのではなくて、あくまでも […]
石川忠久、「漢詩を読む、王維」 王維は、若くして科挙進士に合格するほどの秀才で、詩の天才であった。 その上に、書画を好くし、美貌の誉れも高いということで、全てに恵まれた人であったようです。 この人の自然を読んだ漢詩は、本当に美しく景色が眼に浮かぶようです。 陶淵明を評価したことでも有名です。 彼ほどの挫折や悲哀はあるはずもないのですが、自然を愛する心は相通じるものがあるのでしょう。 藍田山石門精舎 […]
ジェフリー・ロビンソン、「ザ・ホテル」 ロンドンに実際にある超名門のホテル「クラリッジ」の話です。 著名な作家が実際に滞在して取材をし、本にしたものだそうです。 そういえば先日、テレビで帝国ホテルの料理長の話をしていました。 伝説の総料理長、ムッシュ村上を引き継いだ田中総料理長の苦悩と成功のドキュメンタリーでした。 どんな名門ホテルでも、時代の変遷に併せて、生き残るためには変わっていかないといけま […]
岡崎大五、「バンコク危機一髪」 この作家の添乗員シリーズは目茶面白いです。どれも抱腹絶倒ものです。それで、これも、期待をこめて買いました。 やはり面白いです。 台北旅行の帰り道、一日で全部一気に読んでしまいました。 文章もさることながら、この人の凄まじい人生経験そのものが、迫力あるんですよね。 ・・・ ある日、金を数えたら、殆どなくなっていた。 これからどうしよう。その地に根がはえてしまったバック […]