最近夢中で読んだ本、開高健、岡田保造
開高健、「過去と未来の国々」中国と東欧 香港から列車で深センに入る、そこから更に広州。 1960年のこの本が書かれた時期も、つい先だって、私が仕事で広州を訪れた時も、方法としては大きな違いはない。 でも、中身は大きく違ってしまっている。 今や大発展の中国だ。 47年前。当事の日本は安保反対運動の真っ最中。 まだ日本との国交の回復していない中国は革命の整理が終わりつつある頃だ。 中国も、このあと、 […]
開高健、「過去と未来の国々」中国と東欧 香港から列車で深センに入る、そこから更に広州。 1960年のこの本が書かれた時期も、つい先だって、私が仕事で広州を訪れた時も、方法としては大きな違いはない。 でも、中身は大きく違ってしまっている。 今や大発展の中国だ。 47年前。当事の日本は安保反対運動の真っ最中。 まだ日本との国交の回復していない中国は革命の整理が終わりつつある頃だ。 中国も、このあと、 […]
浅田次郎、「中原の虹 4」 今回の旅で、旧満州国の宮殿跡を訪れました。 張作霖などの軍閥と日本軍の結びつきがどんどんエスカレーションして、 東北に一大勢力を作ってしまった。 あげくに紫禁城を追われた清国最後の皇帝が、担がれて、満州の地に傀儡政権を作ってしまった。 その歴史への痛烈な批判が展示されていました。 「中原の虹」清国の建国と滅亡。 長城を越えるのは誰だ。 結局は、愛新覚羅溥儀皇帝だけが、逆 […]
ジェフリー・アーチャー、「百万ドルを取り返せ」 とってもおしゃれな推理小説です。 こういうのは大好きです。 騙したやつが悪いのか、騙されたやつが馬鹿なのか。 無くした百万ドル、1円も欠けずに、1円も多くなく盗り返そう。 場所はロンドン、ケンブリッジ。 舞台はクラリッジやアスコット、ウインブルドン。 智恵を絞って、奪還大作戦。 「さて、どうやって?」 4人がそれぞれ、4つの筋書きを考える。 3つまで […]
浅田次郎、「珍妃の井戸」 大作「蒼穹の昴」、「中原の虹」の間に入る作品。 「蒼穹の昴」の舞台の後、義和団事件が起こり、清朝の皇室が西安に非難する騒ぎの中で、光緒帝の側室、珍妃が死んだ。 自殺か他殺か、他殺なら犯人は誰、犯行の動機は・・ 壮大な歴史絵巻の合間に、ちょっと推理小説のお遊びと、 浅田次郎は本当に多才です。 「蒼穹の昴」の主要な登場人物もそのままのキャラクターで登場するし、楽しい作品です。 […]
ロバート・ファン・ヒューリック、「東方の黄金」 すごい異色の作者です。駐日大使も勤めたオランダ生まれの外交官。 それで、東洋の事にも造詣が深いのでしょう。 江戸川乱歩とも交友があったそうです。 舞台は、唐の時代の中国。山東省の東海岸。今の青島あたりでしょうか。 ディー判事の活躍は実に面白いです。 中国の風習や、いろんな物語が足場になっていて、それが、中国らしさを醸しだしています。 謎解きも新鮮で、 […]