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最近夢中で読んだ本、川上弘美、SEIBIDO MOOK

川上弘美、「古道具 中野商店」 古道具屋はただの話の舞台であって、古道具にまつわる話が中心というわけではありません。 この人、日常を描くのがすごくうまいですね。 どこにでもありそうな暮らしが実にうまく描かれています。 そして、男と女もある。 セックスの描写、こういうの初めてです。 官能的とか耽美的とかそんなんではなくて、エロスとかいやらいいとか そんなんでもなくて、ごく普通のことのように描いている […]

最近夢中で読んだ本、北方謙三、興膳宏

北方謙三、「水滸伝 18 乾坤の章」 梁山泊の戦いはとうとう最終段階に入ったかと思わせる様相を呈してきた。 梁山泊はじりじりと押し込まれている。 二龍山の死闘で泰明が憤死した。 一瞬、呉用の秘策で梁山泊軍が三度目の北京大名府占拠を果たした。 束の間のゆとりができるが、 とうとうあの不死身の林沖が死んでしまった。 しかし、次世代を託すべく若武者が登場。あの楊令だ。 林沖の後任はなんと楊令だった。 終 […]

最近夢中で読んだ本、大場みな子、椎名誠

大場みな子、「むかし女がいた」 むかし女がいた 女は息子たちに 女というものが どんなに怖ろしいものかを 聞かせて育てた 女とは 男を 甘い言葉と肉でたぶらかし 嵐の吹きすさぶ  岩山の上に連れてゆき・・・・・・ ・・・・・・・・ ・・・・ 女が女というものは と言うときは その女の中に決して自分のことは 入れていない・・・ ・・・・ 女が書いた女の話。 一読の価値ありです。倉橋由美子もすごいけど […]

最近夢中で読んだ本、北方謙三、島津法樹

北方謙三、「水滸伝 十七 朱雀の章」 水滸伝もいよいよ終盤にさしかかっている。 宋軍の切り札、道貫の軍が本格的に攻めてくる。 梁山泊軍は凌ぎきれるのか。 一方闇の戦いも熾烈だ。梁山泊の暗闇の軍、到死軍と宋軍の高廉の軍の 死闘も展開される。 さあ、宋江よどうする。 梁山泊はどうなる。 島津法樹、「魔境アジアお宝探検樹」 旅のお供に空港で買いました。 軽い読み物だと思っていたら、なかなか面白い本でした […]

最近夢中で読んだ本、カズオ・イシグロ、土屋賢二

カズオ・イシグロ、「浮世の画家」 日本人が英語で書いた本で、翻訳されたものだというのが信じられません。 翻訳がうまいとかいう話ではなくて、描写の力が言葉の違いを超えているのだと思います。 他の作品でイギリスを舞台にしたものも、どこにもあるようで実はいかにも イギリスらしい風景画浮かんできました。 上海を描いた作品もそうでした。上海のどこかであってどこでもなさそうな それでも確かに上海らしい街が心に […]