最近夢中で読んだ本、コリン・コッタリル、芥川龍之介
コリン・コッタリル、「老検視官シリ先生がゆく」 何と舞台は、ラオスの首都ヴィエンチャンだ。行った事も見たことも無い。 「東南アジアでは闇に包まれた国」と勝手に思っているほどの場所を舞台に 老検視官シリ先生が活躍する推理小説とあっては、読む前から心が躍る。 ヴィエンチャンってどんなとこなんだろう。どんな人たちがいて、どんな暮らし をしているんだろう。 そして、シリ先生のところに死体が運ばれてくる。こ […]
コリン・コッタリル、「老検視官シリ先生がゆく」 何と舞台は、ラオスの首都ヴィエンチャンだ。行った事も見たことも無い。 「東南アジアでは闇に包まれた国」と勝手に思っているほどの場所を舞台に 老検視官シリ先生が活躍する推理小説とあっては、読む前から心が躍る。 ヴィエンチャンってどんなとこなんだろう。どんな人たちがいて、どんな暮らし をしているんだろう。 そして、シリ先生のところに死体が運ばれてくる。こ […]
赤瀬川源平・山下裕二、「雪舟応援団」 「慧可断臂図」って実は凄まじい画だったんだ。 単純に「達磨とその弟子の画」くらいに思っていたら、弟子入り志願にとりあって くれない達磨に対して、慧可はその決意を示す為に左手を切り落として差し出す。 まさにその場面を画いているのだ。良く見れば、左手首のところが離れている。 うっすらの血すら画かれている。こういう凄まじい画だということを知らなかった。 雪舟の常識に […]
中山喜一郎、「仙崖の○△□」 禅僧仙崖の生き様とその画を語る本だ。 仙崖の画は、プロの画なのか素人の絵なのか。 禅画なのか唯の漫画なのか。 飄々とした、ふざけたような、座興のような、それでいて一度見たら 心を捉えて離さないような、印象深い画の数々。 そういう画が、仙崖のどういう人生から生まれたのか、どういう考えで 画かれたのかが見えてくる。 唯の○、唯の○△□の画が大きな意味を持ってくる。 さて○ […]
吉田修一、「日曜日たち」 普通の人の普通の暮らし、それぞれの暮らしも夫々の思いで切り取ってみると ある種の特別な一日と言える日がある。 それらをつなぐのは不思議な兄弟だ。いきなり現れて、消えていった。 気になる。未消化な思いが残る。 5人の違った人間のある日の生活に現れる、同じ兄弟。 不思議な手法で5つの物語が語られる。 最後にちょっと目が熱くなるかもしれませんよ。 普通の暮らしを印象的に物語にす […]