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ダ・ヴィンチの世界

私も興奮して読みましたが、「ダヴィンチコード」とう本がありましたね。レオナルド・ダ・ヴィンチの画に隠された謎を追ってのサスペンス物語でした。「ダ・ヴィンチには謎が多い」というイメージが膨らんだ話でしたが、モナリザの謎の微笑だけではなくて、彼の画だけではなくて、医学や科学、土木建築方面のも及んだ天才性からくる、複雑、多様な見え方がそういうイメージを抱かせるのだと思います。 その多様な面での考え方など […]

最近夢中で読んだ本、石川忠久、村上龍

石川忠久、「漢詩を読む、王維」 王維は、若くして科挙進士に合格するほどの秀才で、詩の天才であった。 その上に、書画を好くし、美貌の誉れも高いということで、全てに恵まれた人であったようです。 この人の自然を読んだ漢詩は、本当に美しく景色が眼に浮かぶようです。 陶淵明を評価したことでも有名です。 彼ほどの挫折や悲哀はあるはずもないのですが、自然を愛する心は相通じるものがあるのでしょう。 藍田山石門精舎 […]

最近夢中で読んだ本、ジェフリー・ロビンソン、青木正児

ジェフリー・ロビンソン、「ザ・ホテル」 ロンドンに実際にある超名門のホテル「クラリッジ」の話です。 著名な作家が実際に滞在して取材をし、本にしたものだそうです。 そういえば先日、テレビで帝国ホテルの料理長の話をしていました。 伝説の総料理長、ムッシュ村上を引き継いだ田中総料理長の苦悩と成功のドキュメンタリーでした。 どんな名門ホテルでも、時代の変遷に併せて、生き残るためには変わっていかないといけま […]

最近夢中で読んだ本、岡崎大五、三笠書房

岡崎大五、「バンコク危機一髪」 この作家の添乗員シリーズは目茶面白いです。どれも抱腹絶倒ものです。それで、これも、期待をこめて買いました。 やはり面白いです。 台北旅行の帰り道、一日で全部一気に読んでしまいました。 文章もさることながら、この人の凄まじい人生経験そのものが、迫力あるんですよね。 ・・・ ある日、金を数えたら、殆どなくなっていた。 これからどうしよう。その地に根がはえてしまったバック […]

最近夢中で読んだ本、北方謙三、石川忠久

北方謙三、「水滸伝九」 とうとう、第9巻になりました。これは、つい出るなり買ってしまいます。それほど面白い本です。 梁山泊と官軍の戦いが本格的になってきました。 虚々実々の戦いが続きます。 前の戦いでは辛うじて勝利を収めた梁山泊軍も、今度は、肝心の資金源である塩の道を発見されてしまいました。 追う官軍、逃れる梁山泊、あやうし! そこに海棠の花、あでやかな女隊長、扈三娘が活躍を始めます。 前の戦いで […]