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石濤、八大山人の画集

ある日、古本屋を覗いていたら、石濤という名前が目についた。 石濤と八大山人という人の画集だ。値段を見ると400円均一と書いてある。 大判の画集で素晴らしい画ばかりだ。何という安さだと思い手に取った。 それで、まだいろいろ見ていると、良い本が沢山ある。 りっぱな画集や稀覯本ばかりだ。幾つか手にとってやっぱりどこかおかしい と考えた。こんなに安いはずはない。それで価格を展示しているプレートを もう一度 […]

最近夢中で読んだ本、玄奘三蔵

玄奘三蔵、「大唐西域記」 前から気になっていた、「大唐西域記」を買って読んだ。 こういう時、Amazonで買うと楽だ。3冊も本屋から買って帰るのは重くて大変だが、 宅配されてくるので便利だ。 しかし、長い。それに実はかなり退屈だ。膨大な国を訪問して見聞したことを ただ淡々と書いているだけだからだ。しかし、こういうのがベースにあったら、 「西遊記」みたいな冒険物語ができて、それが巷に広がってというの […]

最近夢中で読んだ本、高鶚

高鶚、「紅楼夢(下)」 長い、実に長い本だったが、とうとう読み終えた。 下巻は、曹雪芹が書いた部分ではなくて、曹雪芹が書いた後、失なわれてしまった 部分を高鶚という人が補作したと言われている部分だ。 やっと読み終えてほっとしたというのが正直なところだ。 この部分は作者が違うのは、翻訳を読んでいてもあきらかだ。 話の運び方も、前とは違うし、文章の品格も少し下がっているように思う。 それで、この巻では […]

最近夢中で読んだ本、寺山修司、アゴタ・クリストフ

寺山修司、「花嫁化鳥」 寺山修司の奇妙な世界。 寺山修司が怪奇な伝説が残る地を旅する話。 風葬大神村 比婆山伝奇 闘犬賤者考 浅草放浪記 裸まつり男歌 タイトルをみただけでも怪奇そうだ。風葬の話。 犬つきの話。イタコの話。土佐闘犬と秋田闘犬の確執の話。 馬と交わる話。 この人の視線や視点はやっぱり独特だ。 しかし、実は全く怪奇ではない。怪奇な伝説も持つ土地の空気を うまく伝えている。 それにしても […]

最近夢中で読んだ本、曹雪芹

曹雪芹、「紅楼夢(中)」 長い長い「紅楼夢」もとうとう中巻に入った。 とりたてて大きくドラマチックな展開が起こるとか波乱万丈の人生とかいうのではなくて 賈宝玉とそのまわりに暮らす少女達の大観園での暮らしぶりが淡々と、しかも細密に 書き綴られて行く。 しかし、行事や事件はつぎつぎに起きていく。 何故か、婚礼ごとはそれほど大規模ではないけれど葬礼ごとは結構大規模だ。 貴人の誕生祝は事の他大規模だ。そう […]