最近夢中で読んだ本の話、マイケル・シェイボン
マイケル・シェイボン、「ユダヤ警官同盟」 ハードボイルドものはかっこいいね。 なんとなく痛い目、酷い目にあいながら、ここぞという時にいいところを 見せる。 それが、女心をほろりとくすぐって、モテないようでよくモテる。 典型的なパターンだけど面白い。 舞台はアラスカ。しかもユダヤ人社会。 ユダヤ教とユダヤ人社会のいろんな伝統や儀式や難儀さがぞろぞろと 登場して、「イスラムもわからんけどユダヤもわから […]
マイケル・シェイボン、「ユダヤ警官同盟」 ハードボイルドものはかっこいいね。 なんとなく痛い目、酷い目にあいながら、ここぞという時にいいところを 見せる。 それが、女心をほろりとくすぐって、モテないようでよくモテる。 典型的なパターンだけど面白い。 舞台はアラスカ。しかもユダヤ人社会。 ユダヤ教とユダヤ人社会のいろんな伝統や儀式や難儀さがぞろぞろと 登場して、「イスラムもわからんけどユダヤもわから […]
ジャック・アタリ、「21世紀の歴史」 年のせいか、理論の本とか理屈をこねた本は読むのがめんどうくさい。 特に分厚い本は苦手だ。 それでこういう本に手を出すことはめったにないのだが、ある人に勧められて 読んでみた。 なかなか新鮮であった。正しいかどうか。それはわからないが理解できて 納得できる。 こういう風な見方で来し方行く末を考えてみるのも優れた考察のなせる技なのかも 知れない。 世界の歴史は、市 […]
太宰治、「惜別」 最近、太宰治がひそかな人気を集めているそうだ。 という事で図書館に借りに行った。 惜別。実朝と魯迅の話。 実朝といえば若くして暗殺された和歌の天才としか知らなかった。 どう生きてどう死んだか、独特の文体で鋭く切り取られている。 天才故になしえたもの。見えたもの。そして自分の死まで見えてしまった 悲劇がだんだんと見えてくる。 一国の主が宋に行けるなんてどうして思ったんだろう。 楽し […]
柴崎友香、「その街の今は」 この本、ゆっくり大事に読んだ。 今暮らしている大阪が舞台だ。 本町界隈、心斎橋界隈。ミナミのあちこち。 大好きな街角話だ。こんな風に自然に自分の暮らしているあたりを 描けたらいいなと思った。昔の写真と今の風景。 変わっていくなかに変わらないモノがある。 変わって欲しくないモノがある。 自分やまわりの暮らしを穏やかな暖かい目で見ているように思える。 「いいなあ」 お大師さ […]
前の雲南の旅行に行く前に、旅行中に読む本を物色しようと本屋をぶらぶらしていた。 たまたま、文芸月刊誌のコーナーのところを通りかかった。 「最近こういう本を読んでないなあ」とふと思った。 もう何十年も読んでないかもしれない。 「たまには読んでみようか」と思い、「文学界」と「群像」を買った。 ちょうどあの旅の間に全部読む事ができたので分量的にはちょうどよかった。 内容も面白い。 やはり、いまが旬の作家 […]