最近夢中で読んだ本、佐江衆一、吉田篤弘
佐江衆一、「江戸職人綺譚」 この本の前に、「自鳴琴からくり人形」を読んでいる。それでよかったなと思い他にも 作品がないかと探して見つけたのがこれだ。 前の作品は、江戸職人の技の冴えとこだわりが魅力的だったが、この作品は勿論それも あるが、その職人とその技にまつわる人間模様が描かれていて又別の楽しみになっている。 錠前師三五郎、江戸城奥深く己自身の畢竟の技に挑戦する男。 凧師定吉、がんこに正統を貫く […]
佐江衆一、「江戸職人綺譚」 この本の前に、「自鳴琴からくり人形」を読んでいる。それでよかったなと思い他にも 作品がないかと探して見つけたのがこれだ。 前の作品は、江戸職人の技の冴えとこだわりが魅力的だったが、この作品は勿論それも あるが、その職人とその技にまつわる人間模様が描かれていて又別の楽しみになっている。 錠前師三五郎、江戸城奥深く己自身の畢竟の技に挑戦する男。 凧師定吉、がんこに正統を貫く […]
小林信彦、「うらなり」 夏目漱石のあまりにも有名な、「坊っちゃん」という本。 その本に脇役として、うらなり先生が出て来る。 坊っちゃんは、陽気で脳天気でいいけれど、あの本を、「うらなり先生」の立場から みたらどうなるだろう。あまりにも理不尽な扱いを受けて、何も言わずに舞台から 退場していったあの人は、本当はどうおもっていたのだろう。 そして、その後どんな人生を送っていったのだろう。 坊っちゃんや山 […]
沢木耕太郎、「イルカと墜落」 やっぱりこの人の旅の話は面白い。 今回はブラジルが舞台になっている。 リオ・デ・ジャネイロやサンパウロを起点にして、アマゾンの奥地に行く旅だ。 途中にマナウスというところがある。懐かしい名前だ。それで地図を見ていたら えいら奥地にある。私は行かなかったが、現役時代、仕事の同僚が行っていた事がある。 こんな奥地で苦労していたんだなあと思った。 話は更に奥地、コロンビアや […]
北方謙三、楊令伝 1.玄旗の章、2.辺烽の章 北方謙三の水滸伝、全19巻は文庫本発刊の度に楽しみに読んでいた。 その続きにあたる楊令伝は単行本で発刊されているのは知っていたが、できるだけ読まない ようにしていた。読み始めるとつい夢中になるからだ。 文学的に価値がどうとか、文章に味わいがとかそういう事をいうまえにとにかく面白い。 手に汗握る、わくわくする話がつぎからつぎへとおしよせてくる。 「水滸伝 […]
ジョン・アーヴィング、「第四の手」 アメリカのテレビのニュースキャスターがインドでサーカスを取材していた。 と始まると、「サーカスの息子たち」を思い出すが、この本はそれ以上に面白いかも知れない。 すごい語り手だ。 その取材中にライオンに左手を食いちぎられたのだ。 それが一部始終報道された。 それでかれは禍に出くわす代名詞になってしまった。 最初2本の手があった。そして1本なくなった。 移植の提供を […]