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芸術イベント、映画など

映画「王の男」を見ました。

映画「王の男」を見ました。韓国で大変評判になったらしいですね。 大変良い映画だと思います。 食い詰めた旅芸人が、時の王を風刺することで大受けをとったあげく、王の下に召しだされて、王の下でその風刺劇をやらされてしまうという話です。この事には、王の思惑、重臣の思惑、いろんな周りの人の思惑がからんで、この風刺劇を利用しようとしています。誰しも権力や、抑圧や闇にまぎれた不義不正なんかに対して何か言いたい事 […]

上海に行く前には東洋陶磁美術館へ是非どうぞ

東洋陶磁美術館には、陶磁器の傑作がとても沢山あります。テレビ番組の「お宝鑑定団」でも、「東洋陶磁美術館で本物をよく見て勉強しなさい」といった話がよく出ますが、本物の勉強をするにはとてもよいところです。 特に、韓国の青磁、白磁や中国、元、宋、明時代の青磁、白磁などの逸品が多くあります。 又、景徳鎮磁器のコレクションも秀逸です。 勿論、「油滴天目茶碗」など、国宝の逸品も沢山あります。 上海博物館に行く […]

中国映画を見たけれど・「ようこそ羊さま」

たまたま時間ができたので久しぶりに映画に行きました。 やっぱり中国映画がいいかなと思って、「中国映画の全貌2006」というのに行ってきました。私が見た映画は「ようこそ羊さま」というものでした。 タイトルからして、ちょっとダメっぽいかなって心配してたのですが、やはりダメでした。 舞台は、雲南省の山の中の貧しい村です。産業もなにもありません。 そこに、村長や役所の肝いりで外国産の羊が2頭送られてきます […]

文楽に思う

文楽はいいですね。 カーン、カーンと拍子木が鳴って、「とざーーい、とうざーーい」と黒子が始めると、一気に、緊張が高まり、集中していきます。 語りの太夫が、ここぞというところで、心をこめて、謳いあげる時は、ついつい、感極まって泣いてしまいます。 ああいう、感情移入は独特のものですね。 結構難しい、言葉遣いなので、しっくり分かっているとは、言えないけれど、どんどん引き込まれていくのが不思議です。 人形 […]

「正倉院展」と「応挙と芦雪展」

日曜日に、「正倉院展」と「応挙と芦雪展」に行きました。 奈良国立博物館と奈良県立美術館です。 今年は、西安、敦煌、ウルムチ、トルファンとシルクロードの街を沢山、旅行したので、「正倉院展」はとても楽しみにしていました。 敦煌の洞窟画やトルファンのベゼクリク洞窟画などには、明らかに天平文化で勉強したような仏の顔や女性の姿が沢山ありました。 正倉院の宝物も多くは、このようなところから渡来したものだろうと […]