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芸術イベント、映画など

胡同のひまわり

連休なので、中国語の勉強も兼ねて中国映画のDVDを借りました。 「胡同のひまわり」という題です。 難儀で頑固なお父さんがいて、自分の夢を子供に託すのはいいのですが、ことごとく束縛します。 屈折した父親の思いを描いた好い作品だとは思います。 自分が画家としての人生を閉ざされてしまった無念を、息子の才能にかけようとするのです。 息子はやはり親に激しく反発しながらも画家の才能を開花させていきます。 映画 […]

ギメ浮世絵名品展

大阪市立美術館にギメ浮世絵名品展を見に行きました。 有名な浮世絵がぎっしりと展示されています。 「こんなに流出していたんだ」と思うか、「こうしてでも残っていてよかった」と思うかですね。 すばらしいです。こういう画がパリに行ったという事で、あの印象派の画が達に大きな影響を与えたという、その事が、すごいです。 自分達が、今まさに新しい芸術を想像しているんだと思って奮闘している、その時にこういう異国の絢 […]

東洋陶磁美術館「鍋島」特別展

いつもの東洋陶磁美術館に行きました。今回は「鍋島」特別展です。 やはり日本の磁器の技術はすばらしいですね。 有田焼の技術の粋を鍋島藩主が将軍などに献上する品として結集させた極上の焼き物の数々でした。 こういうのを見ていると、ヨーロッパのヘレンドやマイセンなどのものに比べても遥かに洗練されて格が高いと言ってもいいものだと改めて思いました。 技術の伝承だけでなく、デザインなどの面でも伝統の様式に埋没し […]

映画「ブラック・ダリア」

ここ何回かの北京往復の間に、映画「ブラック・ダリア」を見ました。飛行機で見る映画は、画面も小さいし、映画館とは環境が全然違うので、これを持って映画を見たとはとても言い難いです。 それで、映画の話とするのは戸惑いがあるのですが、現実に映画に行ける時間がなかなかとれないので、これも経験の一つだし、それでも映画は好きだし、見たいんだし、しょうがないかと思う事にしています。 そう思えば、飛行時間を過ごす方 […]

映画「墨攻」

映画「墨攻」を見ました。中国を舞台にした映画です。 なかなかかっこよかったです。最近は、ワイヤーやCGで空を飛んだり、スーパーヒーローがありえない活躍をする映画が多いので、興がわかなかったのですが、これは、たった一人の知恵と勇気が城民を動かして、10倍ちかい城攻めを打ち砕くという話です。昔から、孫子や諸葛孔明など、兵法家が尊敬されると共に、その人格の是非が問われ、歴史に名を残す国柄ですから、こうい […]