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芸術イベント、映画など

映画「4ヶ月、3週と2日」

映画、「4ヶ月、3週と2日」を見ました。 すばらしい映画です。 まるで非常によく書けた小説を読んでいるようでした。 よくできた小説のように、丁寧な描写から始まります。 普通の出来事、普通の風景画が淡々と語られながら、 徐々に何かが見えてきます。 だんだんとその中に引き込まれていきます。 そして、ついに・・・ ・・これからおこる沈黙しかない時間をどう描いていく・・ ・・気持ちはあせるのに、この人達の […]

映画、「ジプシー・キャラバン」

映画、「ジプシー・キャラバン」を見ました。 昔、イタリアに旅行した時です。 ナポリの港を望む丘に登って景色を見ていたら、ガイドさんが急に 緊張して、「今日はジプシーがでているから気をつけて下さい」と いったような事をいいました。 こそ泥集団、かっぱらい集団=ジプシーと決め付けたような感じでした。 分り易くするために言ったのかもしれませんが、こんな風に差別的に扱われているんだと思ったものです。 パリ […]

映画、「胡同の理髪師」

映画、「胡同の理髪師」を見ました。 北京の胡同に住んで、90歳を過ぎてもなお元気で理髪師をしている人の話でした。 そういえば、つい先日、近所の行きつけの床屋がつぶれました。 ずーとそこだったので結構打撃です。 そういう目で見ていると、美容院は街の至る所にあって男の人も沢山入っていますが、所謂、床屋、散髪屋といわれるところがだんだん少なくなっていっているようです。 残念ですね。 髪をさわるのに違いは […]

映画、「老港正傳」

旅の途上の飛行機の中で映画、「老港正傳」を見ました。 中国本土からの流民の子であろう主人公がいつか天安門を見に行く という事を夢見て暮らす老映写技師の物語です。 香港の発展と貧しい中国、そういう中でも頑固に不器用にしか生きられない主人公。 だからいつまでたっても夢は実現しない。 やがて香港返還を迎える。 香港人は海外脱出を目指す。 しかし、中国も改革開放の中で大躍進を遂げる。 時代は中国へ。 人も […]

逸翁美術館、「蕪村・呉春展」後期

先週の大阪でもかなりの雪が降った翌日、池田の逸翁美術館に行って、 「蕪村・呉春展」の後期展示を見に行った。 前回、これほどの量と質の蕪村・呉春をみたのは初めてだったので、 後期も見逃してはならないと思ったからだ。 句境、詩境を洒脱な画と詞書で描いている。 こういう境地は理想に近いものがあって、またまた触発されて、 下手な画に挑戦することになる。 「桐花桶無弦の琴の撫こころ 蕪村 師翁物故の後余ひさ […]