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芸術イベント、映画など

映画、「胡同の理髪師」

映画、「胡同の理髪師」を見ました。 北京の胡同に住んで、90歳を過ぎてもなお元気で理髪師をしている人の話でした。 そういえば、つい先日、近所の行きつけの床屋がつぶれました。 ずーとそこだったので結構打撃です。 そういう目で見ていると、美容院は街の至る所にあって男の人も沢山入っていますが、所謂、床屋、散髪屋といわれるところがだんだん少なくなっていっているようです。 残念ですね。 髪をさわるのに違いは […]

映画、「老港正傳」

旅の途上の飛行機の中で映画、「老港正傳」を見ました。 中国本土からの流民の子であろう主人公がいつか天安門を見に行く という事を夢見て暮らす老映写技師の物語です。 香港の発展と貧しい中国、そういう中でも頑固に不器用にしか生きられない主人公。 だからいつまでたっても夢は実現しない。 やがて香港返還を迎える。 香港人は海外脱出を目指す。 しかし、中国も改革開放の中で大躍進を遂げる。 時代は中国へ。 人も […]

逸翁美術館、「蕪村・呉春展」後期

先週の大阪でもかなりの雪が降った翌日、池田の逸翁美術館に行って、 「蕪村・呉春展」の後期展示を見に行った。 前回、これほどの量と質の蕪村・呉春をみたのは初めてだったので、 後期も見逃してはならないと思ったからだ。 句境、詩境を洒脱な画と詞書で描いている。 こういう境地は理想に近いものがあって、またまた触発されて、 下手な画に挑戦することになる。 「桐花桶無弦の琴の撫こころ 蕪村 師翁物故の後余ひさ […]

映画、「眠れる美女」

映画「眠れる美女」を見ました。 川端康成の有名な小説をドイツで映画化したものだそうです。 原作はしっかり覚えているわけではないけど、ほぼ原作に近いとおもいます。 アブノーマルなエロスの世界です。 しかし、これは残酷な物語です。 相手が眠ったまま、何をしてもいい。 貴方が誰か、何をしたのか一切知らないし覚えてもいない。 それなら男は自らの老いと死を見つめるしかないではないですか。 性とかエロスとか、 […]

映画、「いのちの食べ方」

映画、「いのちの食べ方」を見ました。 すごい映画です。 豚や牛、鶏、トマト、野菜・・全てが食料として生産されていきます。 高度にオートメーション化され、生産性が良く、清潔で、品質も安定。 これが全てロボット化されて、無人工場であっても何の違和感もない。 もし、食料になるものなら、牛の変わりに人間が並べられていたって何の不思議もない。 そんな時代が来るかもしれない。 食糧生産という高度にオートメーシ […]