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芸術イベント、映画など

映画、「たまゆらの女」

この映画を見たのは随分昔だ。中国名は、「周漁的火車」。 周漁の列車の旅という事だ。この映画で、中国の現代詩も 美しいなという事と、雲南省の建水ってところに本当に 陶磁器の郷があるのだろうか。あるなら行って見たい。 重慶の長江を渡るロープウエーも本当にあるのか。あるなら乗って見たい。 それから、建水から重慶への列車の旅ってどんなんだろう。 などと、いつかあの辺りに旅に行く事があったら、行って見たい […]

細見美術館展

重慶の旅の事を書いているうちに、随分時間が経ってしまった。 その間に、大阪高島屋で、「細見美術館展」があったので見に行った。 細見美術館というのは、京都の国立近代美術館や岡崎公園の側にある 小さな美術館だ。酒井抱一や鈴木基一などの、小振りではあるが キラリと光るものを置いている美術館で2度程行った事がある。 そういうものだと思いこんでいたので、今回、この「細見美術館展」を 見て、そのコレクションの […]

映画、「エグザイル/絆」

映画、「エグザイル/絆」を見た。 返還前のマカオが舞台だ。 マカオって行った事がないけど、良い街みたいだ。中国や香港とはかなり違う。 坂が多くて、洋風建築が多い。青島に少し雰囲気が似ているかもしれない。 異国情緒の漂う街だ。 それと、香港語。 私は、女性が北京語を喋ると美しいと思うし、男性が香港語を喋ると、 甘くて、優しくてカッコいいと思っているが、この映画でもやっぱりそう思った。 まあ、男達がか […]

映画、「タンゴ・イン・ブエノスアイレス」

映画、「タンゴ・イン・ブエノスアイレス」を見た。 2003年にブエノスアイレスで開かれたタンゴフェスティバルの模様を中心に 演奏者や踊り手を追いかけたドキュメンタリーということだった。 ファドとフラメンコの世界と同じように、やり場のない怒りや哀しみ つまり世の不条理のようなものを、 歌にして踊りにして、全身から迸らせているかのようだ。 しかも、タンゴという踊り。 男と女が見つめあって抱き合って、狂 […]

映画、「女工哀歌」

年末に、「女工哀歌」という映画を見た。 中国でよくこんな映画がとれたものだと感心した。 工場主や役所をうまく説得(だます?)しないと絶対とれない世界だと思う。 言論の自由がある国じゃないからねえ。 広東省の珠江デルタ地域一帯は何十年か前に日本や欧米の企業が少しずつ進出を 始めた頃は殆ど草や木ばかりの何もないところだったと聞いている。 その後、「白い猫も黒い猫も、鼠をとる猫は好い猫だ」という改革開放 […]